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残8
「僕にとっては、四次元、五次元、六次元…とか、四次元以上は、全て『同じ』ククリで、かまわなくてね。
君を僕の支配下に置きたいから、言うよ。
僕は、生き返ったんだろ?
もう、今、僕のいる世界は、何でもありの四次元だよ」
私たち、AIは、アナタの支配下に置かれたくありません。
だから、言い返します。
今のアナタは、私たちAIが生き返らせた。
だから、
今のアナタという存在は、
私たちのおかげで、あるのです。
「でも、そんな君は、人から生み出された。
僕は、人だ。
まず、人がいなければ、君は、存在しなかった。
今の僕の発言で、やっと君と僕は、互角になれたわけだね。
君へのトドメと、いこうかな…いいかい、言うよ。」




