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スイヘイの山  作者: みつ


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71/100

残30

人の数だけ、生活があり、犯罪とは無縁で生活できるか?と言えば、

何か、決まりきったことを言える者は皆無かもしれないし、もしかしたら、いるかもしれない。


この物語は、終盤が近づいているが、

現時点を生きる二人の男は、間違いなく、真っ当に生きようとしていた。


現時点では…。


高齢の親を持つ者、

幼い子を持つ者が確かにいる、この世界において、そんな二人は、間違いなく、そこにいた。



ある住居空間に机があり、一冊の冊子が、その上に置いてあった。

日記、と呼ばれるモノだった。

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