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スイヘイの山  作者: みつ


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52/100

残49


適当に流しとけばよかったのか!?

色々と話した僕が馬鹿だったのか?


そういう話なら、まだ、ある……いくらでもね…。

例えば、こんな話だ。


ある週刊誌で、連載小説を、やっていてね、僕は、その連載が始まって10話まで読んだんだ。10話を読み終えて、小説の始めから出てきていた登場人物の一人が、なにか、この小説の、その後の展開上、本当に悲惨な目に遭う予感がした……そして、僕は、11話目以降を読むのを止めたんだ、止めたはずだったんだよ…でもね、それから、しばらくして、僕は、ふと立ち寄った本屋に並ぶ、その小説が今も掲載されているだろうという僕の予測の元、僕は、それを手に取り、第20話を、しっかり読んだんだ。

その第20話、僕が読んでいない11話から19話において、僕の嫌な予感が既に的中していれば、僕は、今後、自分の精神に、とてつもないトラウマを抱える可能性があったにも関わらずだ!!

結果、まだ、その20話においても、僕が危惧していた現象は、その小説内で起きていなかったことを僕は理解した…。


「それは、よかったじゃないか♪」


ただ、運が良かっただけだと、アナタは分からないのか!??


「運がイイのも、実力のうちさ。

今後の展開もね」


今後の展開?あの小説の20話以降のことを言っているわけではないよね?


「その通りだよ。君が、君の力で何かを出来ることには限りがある。今、寸での話で言えば、その連載小説と君は、どのように距離を置くか?ということだよ。

いいかい、もう一度、繰り返して言うよ。

君が出来ることには、限りがあるんだ」

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