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この作品には 〔ガールズラブ要素〕〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約6年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

血のない彼女は、血も涙もない。

作者:煉樹
「私、血がないの」
紅に塗れ、月に照らされた彼女は、確かに私にそう言った——。

血法師という存在が生まれてから、幾百年。
心優しき少女・六が出会ったのは、自らを「血がない」と語る冷酷な、けれど不思議な雰囲気を纏う少女・継莉……。
ひょんなことから、六は継莉に血を吸われ、そして宣言してしまう。「私があなたを殺します」と。
それが、二人の物語の始まりだった——。

奔放な継莉の言動に振り回されながらも、それを忘れられない六。
しかしある日、六は見てしまう。血のない彼女の、その本質を——。

これは、現代を舞台に贈る、ガールミーツガール吸血鬼血法ファンタジー。

さぁ、始めよう。血と少女が奏でる物語を。
赤くて朱い、運命は回る——。


*この作品はカクヨムにも掲載しております。
プロローグ 血も涙もない
第一章 血となり肉となる
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