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レディアント・ロード1st season   作者: hygirl
精神干渉編
16/672

一六話 恋騒

シンクからの「天獄」結成の一件から数日。


シンクはあれ以降姿を見せない。

おそらく、「狂鬼」を捜索しているのだろう。

当てがあると言っていたが、それが事実かはわからないが、今はシンクを信じるしかない。


夕弦は今回の「角王」の襲撃と「天獄」についての報告のために一度姫神の家に戻ると言った。

姫神の家というのは今の「姫神」の当主がいる本家の屋敷である。

ヒロムの実家ともいえる場所であり、ヒロムにとっても大きく関わりがある人物がいる。



ソラに関しては医師による精密検査により肉体的にも精神的にも異常はないと診断されたが、しばらくの間は戦闘を避けるように忠告されたらしい。


シオンはこの数日、ハルカの家に居候する形で生活しているようだが、如何せん女嫌いのシオンがあのハルカとは仲良くやっていくのは難しいだろう。

飾音とカルラが裏でうまくやってくれたらしく、シオンもヒロムたちと同じ学校に通うこととなったが、この時期の転校生ということもあり、物珍しい目で見られていた。



そしてここ数日、「八神」からの攻撃も何もない。

この数日は至って平穏な日々を過ごしている。


シンクの言っていた「十家会議」の影響なのだろう。

「十家」に属さないヒロムたちにはどんなものか理解できないが、今まで攻撃してきたのをやめるくらいには重要なのだろう。


おそらくだが、飾音が言っていたトウマが出した協力要請についての答えもこの会議で出るに違いない。


つまり、この会議でそれがわかるのならば、同時にヒロムを狙う敵が増えるのか減るのかがわかる。


全貌がわからないにせよ、この会議がヒロムの今後の運命を大きく変えることに変わりないはずだ。



***

梅雨も明けて、すっかり夏となった。


夏服へと衣替えしたこともあり、服装は少し身軽になったが、それでもヒロムの気怠さは変わらない。


「暑い……」


ヒロムはシャツのボタンを上からいくつも外し、暑さに対して不満を抱きながら学校に向かっていた。


その傍らにはヒロムの荷物を持ったフレイがいるが、そのフレイは顔色すら変えず普段通りの服装をしている。


「マスター、まだ初夏です。

これからまだ暑さは増すので少し我慢したほうが……」


「うるせえ……。

つか、その恰好、暑くねえの?」


「そうですね……私たち精霊には問題ありませんよ」


マジかよ、とフレイを羨ましいと思いながらもヒロムは重い足取りで歩き続ける。


だがフレイの言う通り、夏など始まったばかり。

そのため暑さも知れている。


が、ヒロムはいつもの面倒だという感情も相まってそれがダメなのだろう。


「くそ……メイアに氷作らせて涼みたい……」


「それ、冬も言ってませんでしたか?

雪が嫌だからテミスにどけさせるとか」


「……言ってたか?」


言ってましたね、とフレイはヒロムに少し呆れながらも答えた。

ヒロムは嫌そうにため息をつくが、それで暑さがなくなるわけでもなく、結局はただ歩くだけだった。


「……面倒だな」


「確かにねえ」



するとどこからともなくイクトが現れ、ヒロムの言葉に賛同する。

どこから出てきた、と言わんばかりの顔をするヒロムを構うことなくイクトは話を進めた。


「大将もダメだねえ。

暑い暑い言っても変わらないのに」


イクトはヒロムとは正反対で、暑さなど気にしていない様子だった。

が、そのイクトにヒロムは舌打ちをした。


「うるせえ。

この暑い中平然と歩くオマエらの気が知れん」


「だってほら、ソラの炎を何度も近くで見てるからな。

あの炎の熱さに比べたらマシだって」


「比較対象おかしくないか?」


「そうか?

妥当だと思ったけど」


「……で、何の用だ?」


「何さ、その嫌そうな反応」


ヒロムの態度に納得がいかないイクトは少しそっけない態度をとるが、ヒロムはそれに反応せずに歩き続ける。


さすがに悲しくなったのか、イクトは咳払いするとヒロムに伝えた。


「オレの方でも調べたけど、未だにシンクの行方も「狂鬼」の行方も分からないよ」


「いつも通りだな」


「辛辣だねえ。

これでも頑張ってるのに……」


「トウマの方は?」


特にない、とイクトは即答した。

それを聞いたヒロムはイクトに何か追及するわけでもなく、ただため息をつくとそれ以上は訊こうともしなかった。


「悪いね。

さすがにそれだけは探りがいれにくい」


「いいさ。

オマエの情報網にも限界があるんだろうからな」


イクトの情報網。

そもそもイクトの話をすると、イクトはかつてヒロムを攻撃した敵であった。

「ハンター」、能力者を相手にした賞金稼ぎ。

それがイクトの過去の経歴。


大の大人を相手に中学生にして賞金を荒稼ぎできるほどの力を手にした。

そして誰にも負けぬようにあらゆる分野の情報通との連絡が取れるようにもなった。



だが、そのイクトもヒロムに挑み、敗北した。

その後はヒロムに興味を持ち、「ハンター」としての稼業をやめ、それまで培ったそれらを犠牲にしてでもヒロムに仕えたイクト。

今では数少ない情報屋の協力を今受けながらもヒロムのために情報を集めてくれている。


「……悔しいね。

昔ならどんな情報も手に入ったのに」


「仕方ないだろ。

今のオマエはただのガキに仕えてるガキだ。

そのガキに情報を容易く教える奴らなんてそういないさ」


「それもそうなんだけどさ……

ここまで来ると裏で情報操作されてる気がして仕方ないんだよ」


「……まさか。

トウマがオマエを警戒してそんなことするか?」


可能性はない、と言い切りたかったが言い切れなかった。

八神トウマは「八神」の当主。

それなりの権力もある。


まして「十家会議」の最中ともなればトウマが身動きが取れないともなれば対策を打つはずだ。



「……やっぱりシンクに頼るしかない」


「そのシンクの居場所がわからないんだろ。

だったら……」


「おはよ……」


すると二人の後ろからユリナが声をかけてきた。

慌てて走ってきたのか、少し息が切れていた。


「え……えへへ……」


「どうした?」


「二人の姿見えたから走ってきたの……」


「え、お姫さん運動苦手なのに走ったの?」


「むう……。

言わないでよ」


ユリナは頬を膨らませるとイクトを睨んだ。

が、即座にそれをやめると、ヒロムに対して弁当箱を渡した。


「はい、ヒロムくん。

よかったら食べて」


「ん……。

いつも悪いな」


ヒロムは何の迷いもなくユリナから弁当を受け取るが、それを横で見るイクトは羨ましそうに眺めていた。


「いいなあ、大将は。

かわいいお姫さんの愛妻弁当なんて」


「愛妻……!!」


イクトの言葉に思わずユリナは顔を赤くし、そして恥ずかしくなったのかヒロムたちに背を向ける。


ヒロムは舌打ちするとフレイにユリナから受け取った弁当を渡し、イクトを強く蹴った。


「痛い!!」


「ユリナを困らすな」


「いやいや……」

(大将に関してはちょいと困らせてる側なんだけど……)


「ごめんって。

で、オレのは?」


イクトはユリナの前に立って、どこか期待したような目をしながら尋ねるが、ユリナは急に目を逸らす。


が、それは単純なリアクションだったため、イクトはすべてを察した。


「うん……高望みしてごめん」


「あ……えっと……」


「「おっはよ~♪」」


弁解しようとしたユリナの言葉を遮るようにさらに二人の少女が歩いてくる。


その少女たちは来るなりヒロムに近づくと笑顔でヒロムの両サイドに立ち、ヒロムの手を握る。


「ちょっと!!

リサもエリカも何やってるの!!」


突然のことでユリナは思わず取り乱してしまう。

が、それよりもユリナはこの二人を知っていた。

そして、それはヒロムも同じだった。



「……離してくれる?」


「あら~?

かわいい美女二人に手を握られて嫌なの?」


ヒロムの手を握る少女、桃園リサはまるでからかうようにヒロムに言った。


桃園リサ。肩より少し長いくらいの少し明るい茶髪、背はユリナより高く、何よりも服装が同じ学生服を着ているとは思えぬほどオシャレに着こなしていた。


「いいから離せ」


「もう、喜んでほしいな~」


「きっと照れてるだけよ」


リサに続くようにエリカがヒロムをからかう。


高宮エリカ。リサと違って腰まである茶髪、耳にはピアス、背はリサとあまり変わらい。


ヒロムはため息をつくと少し強引に二人の手を振り払う。


「……たく。

何の用だ?」


「ええ~。

ただヒロムくんと一緒にいたいだけなのに?」


「私もリサもなんかユリナに嫉妬しちゃって」


「……急に何を。

学校でしゃべることがあるくらいの関係だろ」


二人はユリナの友人であり、どちらかというとヒロムとそこまで深いかかわりがあるわけではない。


なのに今みたいに手を握ってくる、さらにはヒロムに抱き着いてくる。

そうなるようなことをした覚えがない。


ユリナが普段からよく二人と反しているのはわかる。

それが友人として当たり前の光景だ。


だが、ヒロムはたまに話すレベルだ。

その上で前述したことをしてくる。


なぜだ、と考えるヒロムだが、そうなる理由がない、いや身に覚えがない。


「なぜだ、わからん」


「うん、オレもなんで大将がそんなにモテるかわからん」



「「?」」


「オレは何かしたか?」


「えっとね……色々♪」


するとリサはフレイに自分の荷物を渡すとヒロムの右腕に抱き着く。


「おい……!!」


「よ~く、考えてね」


「ちょっとリサ!!」


「……大将、大胆」


おい、とヒロムが少し不機嫌になり始めると、リサと同じようにエリカもフレイに荷物を渡すと、まだ空いているヒロムの左腕に抱き着いた。


「……な!?」


「せっかくだから両手に花ってことで」


「……おい!!」


ヒロムが嫌そうにする中、イクトはそれを呆然としながら見ており、ユリナに関しては頬を膨らませていた。


「二人とも……いい加減にしなきゃダメだよ?」


さすがのユリナもご立腹らしく、少しばかり怒りを感じ取れた。

が、それもリサの突然の提案ですぐに消えることとなった。


「じゃあ、ユリナもすれば?」


「え……いいの?」


「いいの、じゃねえよ!!

止めろよ!!」


「えっと……」


最早ユリナにヒロムの言葉は聞こえていなかった。

ユリナもフレイに荷物を渡すと、恐る恐るヒロムに近づく。


そして、ユリナはヒロムの顔色を窺いながらヒロムに抱き着いた。


「~~~~!!」


自分から抱き着いたユリナは顔を赤くし、恥ずかしいのかヒロムと目を合わせようとしない。


イクトは今のヒロムの状況を見て思わず悲痛な叫びをあげる。


「リア充爆発しろ!!」


「うるせええ!!

叫ぶ前にどうにかしろ、馬鹿!!」


***

とある工場跡地。


シンクはそこにいた。

周囲には何人ものスーツを着た男がおり、その男たちは氷に襲われ、倒れていた。


「く、くそが……」


「強すぎる……」


「……この程度か。

この程度で「八神」直属を名乗るか」


シンクは身に纏った魔力を消すと、服についた埃を手で払った。


そして、倒れている男の一人を無理やり立ち上がらせると、その男の頭だけを残すように全身を凍らせていく。


「う、うあ、うああ!!」


「答えろ。

なぜおまえたちが「狂鬼」を追っている?

トウマの指示か?」


「い、言えるか……!!」


「おい、決定権はオマエらにない。

拒否すれば殺す」


「ひい!!」


「この裏切り者があ!!」



シンクの背後にいた男が立ち上がるなり、シンクに向けて銃を乱射する。


正確に狙われたわけではないが、銃から放たれた弾丸は次々にシンクに向かっていき、シンクに襲い掛かる。


が、弾丸はシンクに近づくと、突然氷に覆われ、勢いをなくして地面に落ちていく。


「な……」


「背後をとったつもりか?

生憎だが、オレに死角はない」


シンクが手をかざすと、銃を構える男が氷に覆われ、そのまま氷の中に閉じ込められてしまう。


「……さて、ああなりたくなければ答えろ」


「……と、トウマ様が……」


シンクの力を目の前にして恐怖を感じた男は命だけでも助かりたい一心でシンクに語り始めた。


「……トウマ様が、姫神ヒロムを潰すための戦力を集めようとしている。

……どうしても、始末しないといけないと……」


「……アイツ、まだ諦めてないのか」


シンクは指を鳴らし、頭以外が凍った目の前の男の氷を砕くと、勢いよく蹴り飛ばした。


「もう用はない。

知りたいことは知れた」


(トウマのやつ……いよいよヒロムを始末する気で動いてやがる。

十家会議の結果を受けてなのはわかるが、必死だな)


「……「狂鬼」を戦力にしたいのは同じか」

(これは……飾音さんに急いでもらわないとな……)


するとシンクのポケットに入っている携帯電話の着信音が鳴り響く。

シンクはため息をつくと携帯電話を取り出し、通話に応じた。


「……何か情報をくれるのか?」


『ああ、キミが八神をつぶすための情報だ』



電話の相手、それは飾音に仕えるスパイと呼ばれている男だ。

シンクにとっては「八神」を襲った際の手引きをしてもらい、こうして

情報をリークしてもらっている。


ここで倒れている男たちに聞かれるのはまずい。

シンクは足早に外に出て、周囲に人がいないのを確認すると電話の相手に一つ尋ねた。


「なら一つ訊くが、「狂鬼」を探しているらしいな」


『その件についてはトウマが血相を変えて決定した。

どうもヒロムのことを心底気に食わないらしくてな。

拳角も傷が治って今やそのために動いている』


拳角の傷、ヒロムが負わせた傷だが、さすがは聖獣フェニックスの炎。

ただの物理的な攻撃じゃ再生してしまうか。


「……そうか。

他の情報は?」


『そっちがメインだよ。

実は……』




***

放課後。


いつもなら授業中も寝ていて疲れていないだろうヒロムが、今日はぐったりしている。


いつもの面倒だとかではない、疲れている様子だ。


「大丈夫か?」


下駄箱で靴を履き替えながらガイは心配そうに言うが、ヒロムはため息をつくと首を横に振った。


「オレは何をしたかわからない……」


「ああ……あれは一般的に羨ましい部類に入るぞ」


「羨ましい!?

じゃあ、聞くけど、訳も分からず抱き着かれるし、理科の実験の時も寝ようとしたらリサがすごい話しかけてくるし、休憩時間も寝ようとしたらエリカに邪魔されるし、昼休みもユリナのくれた弁当食ってたら二人が来て「私のも食べて」とか言って色々食わされるし!!

これのどこが羨ましいんだよ!!」


「ああ、うん。

聞いた限りだとイクトが羨ましがる内容だったよ」


何を、とヒロムがガイに反論しようとするとリサとエリカがゆっくりヒロムに近づくと勢いよく抱き着いた。


「またか!!」


「そんなに喜ばないでよ~?」


「何なら脱ごうか?」


「やめろ!!

世の男子がそれで喜ぶと思うな!!」


「おいおい、何を感情的になってんだよヒロム」



ソラがイクトともにやってくるなりヒロムの姿に呆れながら下駄箱から靴を取り出すと履き替え始めた。


が、ソラの両腕は包帯が巻かれており、未だ傷が治っていないのがうかがえる。


「大将ってそういうとこ疎いよなあ」


「……むしろここまで感情的に何か言うようになればまだマシだ。

やっと、感情が表に出るようになったんだ」


適当だね、とイクトが言うのに対してソラは返事も返さずヒロムを見た。

おそらく、昔からヒロムを知るからこそソラは今のヒロムの姿がどこかうれしいのだろう。



「あとは笑うようになれば問題ない」


「……それ言うならオマエも最近笑ってないだろ?」


「……そんなのが許されると思うか?」


「何こそこそしゃべってる!!

さっさと助けろ、馬鹿!!」


「もう、またやってる!!」


ユリナがやってくるなりリサとエリカをヒロムから引き剥がす。

そして二人が再び抱き着かぬように阻止しようとヒロムの前に立つ。


「ヒロムくんを困らせないで!!」


「ユリナ……」


「それはヒロムくんの表情とか見ればわかるよ」


「喜んでほしいから喜ぶまでやってるのに」


「ったく、リア充が……ん?

今ヒロムの表情見たらわかるって言ったか?」


ソラはリサの言葉に思わず反応してしまった。

リサとエリカは二人して顔を合わせて不思議そうな反応をすると答えた。


「「え、普通にわかるでしょ?」」


「わかるわけないだろ。

……つうか……」


「……いいよ、言わなくても」


「まったくだね」


ソラたちはユリナのヒロムの考えをただ表情や雰囲気で読み取るあのスキルを思い出しながら思った。


(((ヒロムを好きになるやつはこれが当たり前なんだな)))



とにかく、とヒロムは逃げるように足早に歩いていくが、ユリナとリサ、エリカはそれを追うように走っていく。


ガイたちもため息をつくと追いかけるが、すぐにヒロムが止まったため、簡単に追いついてしまう。


「ヒロム?」


急にどうしたんだと思ったガイがヒロムの視線の先を見ると、その先には一人の少女とそれを守ろうとする黒いスーツの男が二人一緒にこちらに向かって歩いてきていた。


ガイは誰か知らないという顔でヒロムを見るが、ヒロムも心当たりはあるみたいだが、それを思い出そうとしてる顔だった。

が、一人だけは違った。



「七瀬アリサ……」


「知ってるのか?」


意外だな、とガイが言うとソラはため息交じりに説明した。


「オレが検査入院した病院の管理を行う「七瀬」の当主だ。

あの「十家」のな」


「ああ……あの「七瀬」か。

実害なさそうだな」


「ああ、確か「七瀬」は医療技術を専門分野としている家……

て、なんでその「七瀬」がここに!?」



「あなたたちに報告があるからですよ」


ヒロムたちが話していると、七瀬アリサはすぐそこまで来ていた。


長い銀髪に翡翠のようなきれいな色の瞳に妖艶なその雰囲気にユリナたちは思わずヒロムの後ろ隠れる。


「……」


「そう、警戒しないでください。

本日は相馬さんの容体確認と十家会議の報告に来ただけですよ、「天獄」のみなさん」



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