表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Anchors  作者: ろんじん
5/9

第五話*それぞれの思い

 嵐の湾を抜けた後、船は穏やかな海を南へ下っていた。特に目的はなく、戦闘があったオケアの街から程よく離れた港が南方だったのだ。あの晩の出航で船は少々傷ついたが、人が少ない分資材が潤沢に積まれていたので問題はなかった。念のために海軍の追っ手を避け、幾つか途中の港を飛ばしている。そのせいで一行は少し予定外の長旅をしていた。

 順調に風を受けて走る船は意外と暇である。マスケラが毎日決まった時間に緯度と経度を測定し、方向を修正する程度で他に忙しい仕事はない。空いた時間はそれぞれ好きなようにしていたが、時間がありすぎると余計なことに心が覆われた。

 リッキーは先日やっと片付いた自室で、義手を外して先のない右腕を見ていた。

 手は、あの日仲間のために失ったのだと、ずっとそう思っていた。

 長年義手を填めているせいで左よりも細くなった右腕は、その先端が丸く縫合されている。そこを撫でれば肌に触れる感覚はあるが、指を動かす感覚や手を握りしめる感覚はもう戻って来ない。あの日感じた痛みも、もうどこかへ消えてしまっていた。

 リッキーは自分が柄にもなく落ち込んでいることを自覚して、ため息をついた。

 知らなくて良かった真実を知ってしまったような気さえする。

 しかしどれもこれも過ぎた事だった。

「リッキー、天気が良い。髪を洗わないか?」

「お、いいねえ! ちょうどさっぱりしたいところだった」

 部屋の扉が軽くノックされロブが顔を見せた。リッキーの長い髪の毛は何本もの細い三つ編みになっていて、普段はほとんど洗っていない。たまにこうしてロブが解き、洗髪してからまた編み直してくれるのだ。

 二人は後甲板で風に当たりながら髪を洗った。


 リッキーの三つ編みは全てを解くと尻の辺りまで伸びている。椅子に腰掛け、リッキーはロブの好きなようにさせた。長い赤茶色の毛は編み癖でちりちりにうねり、後ろから見ると女性のそれに見える。絡みやすい毛をロブは丁寧に解きほぐし、貴重な真水を使って洗っていく。編んでいたせいで絡まっていたゴミや抜け毛が一つ、また一つと取り除かれていった。ロブは根気よく作業を続け、髪全体を櫛で梳いた。リッキーの長い髪を扱うその指先は、終始穏やかで優しいものだった。

 洗髪を終えると、タオルでよく水気を拭き取りしばらく風に遊ばせる。リッキーは船尾の欄干に近づいて海を眺めながら大きく伸びをした。髪を洗ったおかげでいくらか気が晴れたようだ。

 隣に並んだロブを少し見上げて、リッキーは悪戯っぽく言った。

「私のことで気に病んでる?」

「……私は貴方の右手を守れなかったことをずっと気に病んでいる。それが少し、強まっただけのことだ」

「そんなに思い詰めなくていいのに。理由がどうであれ、これは私が未熟だった証拠だ。私がもっと強ければ、こんな結果にはならなかっただろうよ」

「しかし…」

 珍しく自分の意見に反論するロブの唇に、リッキーは鉤になった右手を押し当てた。

「ロブ、私は後悔していない。私はまだ自分の理想を追えている。立場がほんの少し変わっただけのことさ。私はこの身に起こる全ての出来事を、必ず自分の力に変えてみせる。……リッキー・リードは、そういう不屈の海賊で在りたいんだ」

 そう言って彼は軽くウインクをした。あえて明るく振る舞うときの癖である。義手に触れながらそうやって茶化す彼を、ロブは堪らず強く抱きしめた。リッキーは少しだけ驚いたが、特に何も言わず好きなようにさせた。

「私は、必ず貴方を一生支えます」

「心強いね。宜しく頼むよロブ副船長」

 乾いて軽くなった長髪は、また時間をかけて丁寧に三つ編みへと戻っていった。


   ***


 後日、スカトラから聞きたいことがあると言われてリッキーとロブは談話室に集まっていた。談話室はバジリオが最初に通された酒飲み部屋である。食事以外でのんびり酒を飲むときにはこの部屋が使われていた。

 スカトラはいつになく表情が読めず、それでいてどこか重たい空気を纏わせていた。

 聞きたいこと、とは先日遭った海軍のことらしく、二人が揃うと直ぐに彼は口を開いた。

「海軍には呪術専門の部隊があるのですか?」

「呪術の? いや、一般知識として基本的な呪術は学ぶけど、実戦投入はされていなかった。呪術部隊もないはずだよ」

「……そうか、そう言えばこの船を発見したのは軍の呪術師だったな」

「ええ。それもかなりの熟練でなければ感知できないはずでした」

「軍に熟練の呪術師?」

 長いこと海軍の中枢で活動していたリッキーでも、呪術師による特殊部隊の話など聞いたことがなかった。軍で学ぶ個人的な戦闘方法は剣と銃の二つである。呪術は補助的なものとして簡単に学ぶに過ぎない。ロブに言われて先日の発端を思い起こしたが、呪術に長けた人間など海軍内部では心当たりがなかった。

 二人の返答にスカトラは細い目を更に細めて考えているようだった。

「……では、軍が呪術師協会と繋がっているということは?」

 彼の問いにリッキーとロブはまた顔を顰めた。

 軍内部に熟練の呪術師がいないのであれば、外部から手を借りている可能性が高い。それはもっともな考えであったが、やはり海軍と呪術師協会に大々的な繋がりはなかった。もちろん、呪術を学ぶ上で海兵たちは皆協会の名簿に名を連ねている。しかしそれは学校で呪術を学ぶ子供たちと同レベルの話で、取り分け強い結びつきではなかった。

 どこからかリッキーの船に呪術師がいるという情報を得て、それで特別に応援を要請したのだろうか? それにしてもスカトラが船全体に施した巨大な呪術を見抜くということは、相当のことだった。なにせ彼が仲間に加わって以来、この方法で見つかったのは初めてである。それまでの数ヶ月間は街に近い入り江に泊めていても全く気付かれなかった。


 三人はしばらく息詰まって沈黙した。

 どうもピタリと腑に落ちる理由が見つからなかったのである。

 リッキーは軍にいた頃の情報をあれこれと思い出し、何か手がかりがないかと考えた。そして、一つの繋がりを見つけた。

「海軍と協会に直接的な繋がりはないけど、海軍は帝国のものだし、協会の後ろ盾は帝国だ。アウロラ帝国を介して遣り取りをしていれば、表向きな繋がりは現れない。スカトラは確か協会から追われていたよね? もしかして、そっちの情報とこっちの情報が交換されたんじゃないのかな?」

「軍は私たちを捕らえるために手を結び、協会はスカトラを捕らえるために軍に力を貸したということか」

「ふうん、確かにそれだと一応の説明はつきますね。でもそれが一時的なものだったのか、永続的なものなのか……。一般的に学ばれない呪術の範囲には、戦争を有利にさせるものもあります。数十年前の奇病があったとは言え、アウロラ帝国の躍進は他の国を圧倒している…」

 思い当たった結論が意外な方向に伸びていき、リッキーは目を丸くした。もし本当に呪術が戦争利用されていれば、その中枢を有するアウロラ帝国が他を支配することなど容易い。なにせ今学ばれている呪術は全て協会が管理し、優秀な呪術師は軒並みアウロラ国内にいるのだ。

 呪術師でありながら協会に逆らえば、スカトラのように追われることとなる。

 三人は事の根の深さを想像し、再び沈黙してしまった。

 既にこの船は軍と協会を敵に回しているのだが、この予想が当たればアウロラ帝国そのものも敵に回りかねない。もっとも、既に海賊という時点で睨まれているだろう。

「とにかく、今後も軍と協会が手を結んでくる可能性はあるわけだ」

「停泊の仕方は変えた方が良さそうだな」

「本当に熟練が来てしまうと、俺は他をかばっていられませんからね?」

「オーケー、分かってる」

 スカトラの念押しにリッキーは軽くフックを振って答えた。


   ***


 嵐の出航後、バジリオとジラルドはしばらく船の修理に忙しかった。急ぎ補修が必要だった甲板の穴や亀裂、壊れて閉まらなくなった船長室の扉。フォアマストにはクロスボウの矢も突き刺さったままで引き抜くのに苦労した。しかしそれも数日のうちに修理が完了し、後は毎日床板の傷んだところを直したり、帆の解れを直す程度だった。

 元々の船がよく整備されていて、状態が良かったので補修するところがあまりない。だから日日やることはあっても、それはのんびりとしたものだった。


 バジリオはゆったりとした時間の中で、先日の戦闘を忘れられずにいた。

 ふとした瞬間に自分の手がまだ赤いような気がした。

 剣を斬り込んだときの生々しい手応えを、まだ体が覚えているようだった。

 自分の隣で、何事もなかったかのように笑う弟を見て、バジリオは迷っていた。

「なあ、ジラルド。お前はいつから海賊になっていたんだ?」

 とある夜、バジリオは思い切って弟にそう聞いてみた。ベッドに転がって休んでいたジラルドは、耳をぴくりと立てて兄の方を向いた。

「ううんとね…。師匠のところで船大工の勉強をして、その後で乗った貿易船が襲われて、それからずっと海賊船に乗ってたから、もう三年ぐらい経つんじゃないかな」

「三年! そんなになるのか。……じゃあ、もう、海賊稼業には慣れているんだな…」

「どうしたのさ、兄貴」

 どこか声が暗いバジリオの様子を不思議に思い、ジラルドは身を起こして近寄った。兄が座るベッドの横に腰掛け、心配そうにその手を握る。ジラルドの尻尾がそっとバジリオの尻尾に寄り添った。

「どこか具合でも悪いの? 兄貴。俺、兄貴が元気ないの嫌だよ」

「ジラルド…、お前は、どうしてもこの船じゃないと駄目なのか?」

「え?」

「俺はまだ、人を殺したときの感覚が手に残っているようだよ。金槌やロープを触っていても、まだあのときの感覚がここにある」

 バジリオはそう言いながら自分の手を見つめた。その手にはもちろん、血の跡や剣を握った跡など残っていない。けれども何とも言い難い不快感が残されていた。

「ジラルド、俺はこの船を下りたい」

「絶対に駄目だッ!」

 弱々しい本音をバジリオが口にした途端、ジラルドはぐわっと顔を強張らせて怒鳴り声を上げた。その声にバジリオはびくりと飛びはね、思わず目を丸くした。全身の毛を逆立てて怒る弟の形相は、鬼気迫るものがあった。

 バジリオはその豹変ぶりを避けるように、扉の方へと後ずさった。ジラルドはそれを逃がすまいと掴んで強く扉に打ち付けた。

「絶対に許さないッ!」

「ひっ!」

 バジリオは初めて見る弟の表情に怯え、必死でドアノブを回した。扉が開くと押される勢いで二人は廊下へ倒れ込み、バジリオの上にジラルドが跨がる状態になった。

 先ほどの声といい、倒れ込む音といい、数少ない船員たちが何事かと寄ってくる。

「バジリオ、ジラルド、船内での喧嘩は止めろ。話し合いができないなら、仲裁に入るけど?」

 二人の状況を見たリッキーがそう言うと、ジラルドはさっと手を引いた。そして消えそうな声で一言「ごめん」とだけ残し、直ぐに部屋を出て行った。

 その晩彼はどこで眠ったのか、部屋には戻ってこなかった。


 翌日、浮かない気分のままバジリオが甲板に上がって行くと、マスケラが空を観察していた。バジリオはその隣に立って、風速計がゆっくりと回るのを眺めた。今日は風が穏やからしい。

 マスケラは一通りの観測を手帳に記し、それを閉じてから初めてバジリオの方を向いた。その眼光は相変わらず鋭く、額の端には血管が浮き出ている。

「昨日は大層な兄弟喧嘩だったな」

「はは、お騒がせしてすみませんでした…」

 言葉を突き立てるように嫌味を言われバジリオは申し訳なさそうに謝った。マスケラはその様子を見てふんっ、と鼻を鳴らしただけだった。使っていた観測器具を丁寧に箱へ仕舞っていく。最後に留め具をパチリ、と掛けるとマスケラはもう一度口を開いた。

「辛気くさい顔をしているようだが、大方先の戦闘が響いているんだろう? 人を殺したのは初めてだったか?」

「えっ? は、はい…」

「私も最初は恐ろしかったよ。しかし、もうここにしか希望がなかった」

 マスケラはそう言って、バジリオを真っ直ぐ見据えてきた。

「君はなぜこの船に乗ったんだ? もしここ以外に居場所があるなら、次で下りた方が賢明だろう。無理は長く続かない」

 眼鏡の奥から覗いてくる瞳が、自分の心を見透かしているのかと思った。バジリオはマスケラの言葉にどきりとして何も言い返せなかった。

 ただ立ち呆けるだけのバジリオを置いて、マスケラは船室に引き上げ始めた。道具の入った小箱と、台に使った木箱を抱えて後甲板を下りていく。

 バジリオはぐっと腹に力を込めて、その背中に声をかけた。

「マスケラ博士は、どうしてこの船だったんですかっ?」

 その問いかけにマスケラは足を止め、振り返ってバジリオを見た。

「ふむ、私の部屋まで来るといい。紅茶でも飲もうじゃないか」

 マスケラはそう言って再び歩き出した。


 博士の部屋には地球儀や六分儀、大型のコンパスや置き時計などが置かれていた。机の上に広げられたままの海図にはここ数日で進んだ航路が書き込まれている。バジリオは椅子を勧められるとそこに小さく座り、紅茶が淹れられるのを待った。

 しばらくして上品な茶葉の香りが部屋に漂い、マスケラも椅子に腰掛ける。バジリオは陸にいた頃もあまり縁が無かったそれを、少し緊張しながら飲んだ。温かい物を腹にいれたおかげか少し気持ちが和らいだ感じがする。

 マスケラは紅茶を念入りに冷ましながら飲むバジリオに対して、いくつか質問をした。

「君の歳は幾つだ? 私は弟君の方もあまり知らなくてね。それに結婚は? 子供はいたのか?」

「俺は三十二歳で、結婚はしていません。ずっと船のことばかり考えていて、気が付いたらこの歳でした」

「仕事一筋、と言うやつか。職人に多いパターンだな。三十二なら私と同い年だ。しかし私には妻子がいた。全て陸に置いてきたが、私も元は善良な一般市民だったんだよ」

 そう語り始めたマスケラの経緯は次のようなものだった。


 学生の頃から航海学を学んでいた彼は、努力と才能によってアウロラ帝国学校の講師となった。帝国で最も権威ある学校に務めたのだ。彼はそこで航海学の研究を行い、港と船を多く持つ帝国の発展に貢献していた。博士となってから程なくして妻を迎え、子も授かったと言う。航海学の第一人者として学会の筆頭に並び、様様な観点からより安全な航海術を模索していた。

 陸にいれば容易であることが、船の上ではそうもいかない。例えば水に針を浮かべたタイプの羅針盤は、高波で揺れる船上では正しい方角の測定が困難だ。また陸ではよく見かける振り子時計も、船の上では上手く機能しなかった。そう言った問題点を洗い出し、解決することで航海はより安全なものに進化してきたのだ。

 半年ほど前、マスケラは知人の時計職人から揺れに強い高精度な時計を入手した。時計の進み具合が一定でなければ毎日の測定時間が変わってしまう。一分ずれるだけでも何十キロという距離の誤差が生まれ、それが海難事故の一員となる。正しい時間を用いて、正しい船の位置を測定できなければ、思わぬ障害物に当たってしまうのだ。これに悪天候が加われば座礁や難破の確率はぐっと上がった。だから揺れに強い時計というのは大発明だったのだ。

 マスケラはその仕組みを早速、学会で発表しこれを広めることを提唱した。航海術を大きく改善する画期的な物である。彼はこれが直ぐに受け入れられるものだと信じていた。

 だが学会の反応は彼の予想を裏切ったのだ。

 知人が作った時計は、それまで一般的であった振り子ではなく、ゼンマイと言う仕掛けを用いた仕組みだった。その新しい仕組みの正確性を疑われ、いくらマスケラが証明しようとも学会はこれを受け入れなかった。それどころか、不確かな時計で航海を危険に曝す物として貶められたのだ。マスケラ自身も権威の座から突き落とされ、学会で披露したゼンマイ式の時計は没収された。

 職を失うと、それまで親しかった人々が疎遠になっていく。その中で妻子とも別れ、マスケラは最後に残った自分の知識と観測器具だけを持って街を離れた。己の不遇を嘆きながらも、この時計によって正確な航海が出来ることを証明したいとだけ願い続けた。

 そこに飛び込んできたのが、リッキーたちの噂だった。

 海賊相手ではろくな話が出来ないだろうと除外していたマスケラだったが、元海軍だと聞いてもしやと思った。そこらの商船に飛び込むよりずっとマシではないか? そして彼らに出会い、その直感は正しかったと確信した。

「海賊船に乗れば略奪や殺人といった行為を犯さざるを得ないことは分かっていた。頭では分かっていたが、初めて人を殺したときには君のようにしばらく落ち込んでいたよ。だが、私はそれでもこの時計が正確であることを証明したかったんだ。たった一つの証明のために、どれだけ死体を転がしても構わないと、私はそう思ったのさ」

 マスケラはそう言いながらゼンマイ式の懐中時計を見せてくれた。それは手のひらサイズの小さな物で、とても時計とは思えなかったが、確かに中で秒針が動いていた。バジリオはその針が一つずつ進むのをしばらく目で追っていた。


 博士は、彼の中の譲れないもののために、その身を海賊に変えたのだった。ならば、自分の譲れないものとは一体何だろう? バジリオは自分の部屋に戻った後も、視線を宙に浮かせながらぼんやりと考え続けた。

 数日後、船は古びた港町に入港した。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ