《登場人物紹介・設定》
登場人物紹介です。
話が進むごとに、増やしていきます。
ネタバレ注意。本編読んでからの閲覧推奨。
★武藤 和真
『地球』出身の高校二年生。17歳、童貞。
身長181cm、体重72kg。黒髪黒目の典型的な日本人。
所謂、細マッチョと言うやつで、脱ぐとスゴい。
かつて世界中で蔓延した疫病『D-01』は世界を滅ぼすほどの影響を及ぼした。
結局、特効薬は見つからず、僅かな自然治癒の可能性に賭けるか、前もって予防するしかなかった。
そうして生まれたのが、『世界皆格闘』の概念だった。当初は蔑まれた意見だった。ところがD-01は身体が弱りさえしなければ感染しないことが分かり、世界は『世界皆格闘』の標榜の元に身体の強化を進めた。
そんな時代から数十年。D-01はもはや過去の遺物になった世界に未だ残る『世界皆格闘』の仕組みによって生まれた麒麟児、それが和真である。
地球での二つ名は『覇王』。これは地球最強の称号であり、地球最強は他に2人いる。
★レオール・ラッセ
アーリア聖騎士団、第3番隊隊長。36歳。未婚。
作中では一番最初に出て来たのに、ドンドン影が薄くなりそうな予兆のある不遇の人。
身長186cm。体重86kg。金髪を刈り込み、肌は浅黒い。薄い碧眼。かなりの筋肉質で、武器は刀身1mの大剣。
E-ランクの実力者。
元は冒険者だったが、20歳の時にアーリア聖騎士団の団長に見初められ入団。メキメキと力をつけ、3年前に3番隊隊長の座に。
冒険者からの叩き上げらしい親しみやすいキャラで、団員からの信頼も厚い。
最近の悩みは、モテないこと。
★ゴードン・ゴル
本編にフルネームはこの先絶対に出ない。
29歳。既婚(!)。子供はいない。身長202cm、体重128kg。髭モジャ。ガタイは良いが、けして筋肉ばかりではない少しぽっちゃり系。見た目は熊。
Gランク冒険者。
冒険者歴12年のベテラン。言っては悪いが、よくぞここまで生き残れたなと褒めたくなる経歴の持ち主。悪運だけはかなり良いタイプ。
和真に絡んだのも、かつての自分のようになって欲しくないという気持ちが少しはあるような気がしないこともないならいいなぁ、みたいな感じ。
★ミラン・クーロン
冒険者ギルド・イルス支部の支部長。48歳。妻子有り。E-ランク。
かつては冒険者で、《剣魔》と言う二つ名で、かなり活躍していた。
とても正当な剣術使いで、もう少し邪剣の類に精通していれば、彼が『玖剣』を名乗るはずだったことは『壱剣』以外は知らない。
★オリビア・カンダール
冒険者ギルド・イルス支部の受付嬢。
赤い長髪に、細型の眼鏡。胸は控え目だが、クール系美女な23歳。
冒険者ギルドの受付嬢は確かにモテるが、収入も命も安定した保証を得られない冒険者からモテても、まぁ嬉しいのは嬉しいが、未来に繋がらない・・・とか考え出すお年頃。
実はI-ランカー。単独でワーウルフとやり合える実力を持つ。
彼女を狙う男たちはそれを知らない。実は自分達より彼女の方が強いだなんて・・・。
★アラン・シェイド
22歳。『玖剣』の称号を持つF-ランクの冒険者。
若くして高ランクに登りつめた天才。 前『参剣』に師事したことで才能が開花。メキメキと実力を伸ばす。
才能が有るもの特有の傲慢さが鼻につく青年。悪い奴ではないが、自分より実力ある者にしか敬意を払わないのは人としてどうか・・・。
その強さに惚れ込んで和真の弟子になった。
◎二つ名と称号
・二つ名とは、簡単に言えば渾名に近い。
戦い方や見た目、性格や雰囲気など。判断要素は多岐にわたるが、自称他称問わず、自由に付けられる名前。
・称号とは、力有るモノが生み出し、そして受け継がれる形でしか名乗ることを許されない、高位の肩書きを示す。 実は、冒険者ならギルドカードに記載されるので、虚偽申告は不可能。
基本的には戦闘に関するものなので、一般人には付けられない。
◎ランクについて
ランクとは、『生物としての格、強さ』を表す一種の指標。 強さとは戦闘力という意味ではなく、生きる強さを指す。
例えば、動物を撃退できる一般人にはランクは付かないが、人間は殺せないが己を狙う動物は殺せる植物はI+ランク、のようなことが起こる。 しかし、これは誰かが決めるものではなく、勝手に決まるものなので詳細は解明されていない。(植物等のランクは解析スキル持ちによって確認。)
ランクは下からI-(マイナス)→I→I+(プラス)→H-→・・・→B+→A-→A→A+、のようになっている。
《基準のランク》
一般人はランク無し。
ベテラン冒険者でF-。
天賦の才がある冒険者でD+。
歴史に名を残すような英雄でB。
A-からは《超越者》や《到達者》などと呼ばれるレベルの人外。下位神などもここに位置する。神殺しとか天災のレベル。
しかし、実はこの先に位置する存在もいて・・・?
他にも足した方がいいよ!みたいなキャラがいたらご一報を。