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数多ノ愛ヲ綴ル  作者: 千狂
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空愛~カラアイ~

不安で 不安で 君に冷たくしてしまう

僕は二番目かもしれないって考えると

どうしても冷たくなる 無意識の癖だね


こんな僕はどんな人よりも嫉妬深くて

独占欲が強くて 信じやすく疑いやすい

いつも思うよ ごめんなさいって

どこまでも自分を隠し続けてきたこと

被ったネコを好きになった人たちへ向けて

心の中で呟いた


僕は二番目ですか 君にとっての一番だぁれ

元カノが一番だと思っている僕の予想は

あたり? はずれ?

もうどうでもいいけど 少し気になる


新しい恋始めようかな 君とは別れて

進もうかな 君とは正反対のあの人を想おうかな

最終地点 君がいなくなることはわかるから

楽なほうに進みたいな 心がそれを許さなくても

僕は選ぶよ 泣かない道を


たとえそこに君がいなくても

君が他の誰かと笑っていたとしても

僕と君と別々の未来を描き夢見ていたとしても

それでも それでも……


それでも別れる? 別々の道を選択し生きていく?

きっと僕はそんなことできないよ

君がいないと始まらない 何もかも 全てが止まってしまう

空を飛ぶ鳥も 地を駆ける狼も

全てが色あせて見えて 時が止まったかのように錯覚して

壊れてしまうから


これからも君を好きでいる 約束するよ

やめたくてもやめられない だから仕方ないよね

別に君が好きだって言ったわけじゃない

仕方なくだから



すません。

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