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この一夏,最高の舞台。
失うものなど何もない
そう言ったあなたは誰よりも輝いていた
今日は最高の一日
あなたの最後を飾る日としては文句なしによかった
いい思い出 淡い涙の青春
大好きなあなたと走ったことを胸に刻み込んで
忘れないさ絶対に 絶対に
ここまで走ってきて初めて
ただ熱いなんて言葉じゃ表せない気持ちを知った
永遠がどこにもなくて必ず終わりがくることも
48という数字をいくら望んだって
難しいってことも知ることができたよ
僕らが走った最高の舞台
最高のひと夏は終わりを告げた
後悔なんて一つもない
走りきった達成感と満足感
結果を笑顔でこたえて
また次の新しいステップへ
今日一日に尽くしたからって満たされたわけじゃない
だから次こそは――
ちょっとした青春ですかね,多分。




