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数多ノ愛ヲ綴ル  作者: 千狂
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さんがつ

さんがつ いつか

記憶に残る不思議な一日 あの日は曇りでした

忙しい朝を乗り切るのに精一杯で 間違った返事

僕は馬鹿でした


教室で洋画 不思議な組み合わせ

カーテンを透かす淡い光が暖かくて 眠くなった

優しく包み込んでくれる光 うとうと机にうつ伏せた

いつか誰か こうやって僕を包んでくれるのかな

こんなこと 君には恥ずかしくて言えない


さんがつ むいか

記憶に残る不思議な一日 あの日も曇りでした

忙しい朝を乗り切ったら何故だか寂しい 思い出すのは君

馬鹿なことしたな


パソコンに向かって悶々 晴れない胸の内が苦しい

カーテンで遮られた光を浴びたい 暗いのは嫌だ

陰気で暗いリビングは 寒い 寂しい 君がほしい

いつか誰か 僕を迎えに来てくれたらいいな

そんなこと 叶わないなんて思いたくない


強がりで臆病で誰よりも不安を表に出さない僕と

弱虫で臆病で誰よりも構ってほしい君は

似て非なる考え方で 似て非なる生き方だから

何故だか空しくて何かが足りないと思うこともある


だけど好き これはだけは変わらないよ


君をどこまで好きになれるかは これから これから



すません。

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