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数多ノ愛ヲ綴ル  作者: 千狂
16/31

Tao.


今見ている世界 それは僕にとっての真実

道端の小さな花たちも 蒼い空も 眩しい緑も

全て重ねて通し見た世界 君さえも真実で

飾らない物語 読み上げたならもう一度try


あの日の僕はどこへ向かっていたのだろう

君の背を追いながら たくさんのモノを落として

拾うことなく走ってきた ここまで

振り返れば落とした感情 落とした常識


一人で生きているという錯覚を振り払うだけに

どれだけの時間を費やしただろう

二度と上がらない遮断機を前に立ち尽くした日々は

今も鮮やかな記憶 君はどこにいたの?

前に進めない焦燥を狂うほどに煩わしく思い

一車両も通過しない線路を睨みつけた


今見ている世界 それは君にとっての真実

道端の小さな花たちは 蒼い空と 眩しい緑に

全て重ね通し見た世界 僕たちを唄っている

砕けない物語 積み上げたからもう一度fly


この日の僕は君へ向かっている だから

その背を追いながら もう何も落さないように

どこまでだって走っていく 未来へ

振り返れば落とした雫 落とした言葉


一人じゃ生きていけないと夢から醒めて気がついたら

いつまでも君との明るい奇跡を

二度と上がらない遮断機を待つのはもうやめようか

先に鮮やかな路が 君はそこにいるの?

前に進もうと重たい足を前へ無理やりに動かす

一車両も通過しない線路を横目にして


Are you ready?

Hey 線路に沿って

Hey すぐ行くよ

Do you go now?

行き先はわかっているから

もう迷わない

春の香誘われるままに


一人じゃ眠れないよ今君がいないと夢も見ない

どこまでも君との明るい奇跡を

二人のためだけに紡がれた物語は


Are you ready?

次の坂を駆け上ればすぐそこに




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