第三章 主な登場人物
※三章のネタバレあり
~登場人物紹介~
・クリス=ルクス 16歳 女
男爵令嬢。でも土地があるだけ。お金はない!学費はギルド受付のバイトで稼いでます。
水の大精霊ウンディーネとの契約者。
・ヴァーヴァティ 19歳 男
樹海で冒険者に拾われ、育てられた捨て子。
冒険者ギルドで唯一のAランク。本名は長いので「ヴァン」と略している。
現在、モナド国家とギルドの依頼でクレナダ村を廃村に追い込んだフードの男を追跡している。
・ウンディーネ 年齢不詳 女
水系統の精霊の中で一番力を持つ精霊。
生まれたばかりのクリスの魂が水色だったので、水を司る存在として好感を持つ。
そのままそばで成長を見守るために無断で一方的に契約。
・名無し 年齢不詳 男
最近各地で起こる魔物や精霊の暴走事件にかかわっている青年。
とても強い魔法使い。
話し方が独特。
・エレオノーラ 年齢(三十路+500年程度) 女
かつてのクレセント王国の公爵夫人。
蒼の森の魔女と呼ばれ、絵本などにも登場する有名人。
魔法と錬金術を使わせたら右に出る者はいない。
・キール 年齢(18歳+500年程度) 男
かつてのクレセント王国公爵家当主。
エレオノーラの夫。
見た目は永遠の美少年。その実、腕も口も達者なヤンデレ様。
・ギルベール 年齢(25歳+500年程度) 男
亡きグランティオス帝国の元間者にして、かつてのクレセント王国公爵家の家宰。
帝国の禁術により、肉体改造されている。
近年、めっきり主婦業が板についたという噂が・・・。
・すらいむじゅうさんごう 年齢不詳 性別不明
ぷにっとした丸っこい球体の持ち主。モナド国立魔術学校の妖精。
“魔法を使える程度の能力”保持者。
・メルルゥ 年齢不詳 性別不明
ウサギ型の人工妖精。すらいむじゅうさんごうよりも流暢に人語を操る。
“形や大きさを自在に変えることができる程度の能力”保持者。
・黒竜ジークフリート 年齢不詳 性別不明
モナド皇国の心臓部、城の塔に住む全盲の人工妖精。
“奇跡を起こす程度の能力”と“ありとあらゆるものを破壊する程度の能力”保持者。
・皇帝、宰相、財務大臣
皇国の頭脳3人トリオ。
皇帝の一族は代々、祖先のエレオノーラの黒髪とキールの緑の目を持って生まれてくる。
宰相と財務大臣は皇帝の乳兄弟で幼馴染。
・マリー 三十路~四十路前半 女
冒険者ギルドで昼番をしている女性。
クリスと同じ年頃の娘がいる。