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小さな妖精に転生しました  作者: fe
三章 スタンピード
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057. 地下道調査

 んー? おかしい、おかしいねぇ?


 以前地下道に来たときは、こんなに綺麗じゃなかったよ? それがどうだい、今はぴっかぴかじゃないか。まるで年末大清掃の後のようじゃない? 前は鼻を押さえても突き抜けてくる腐臭に、気を付けてないと足を滑らせてしまいそうなほどヌルッとした床や壁だったのにねぇ。


 嫌な予感がするなぁ。正直、妖精が癒しの力を持ってるって時点で薄々感じてたんだけど、確認するのやだなぁ。こりゃぁ、ルート確認は後回しだね。まずは中央を目指そう。




 ほーら! ほーら言わんこっちゃない! あちゃぁ、解毒されちゃってるよこれ。せっかくもらってた自分たちだけの解毒薬も用無しになっちゃった。あー、これはマズイよ。ホントマズイ。


 最後の通達では、スタンピードと同時に地下道から王城を攻めるって計画だったハズだ。その判断は、王都が毒で全体的に弱ってるってことが前提だったハズだよね。それが既に覆っている……。こりゃぁ、このまま計画進めちゃったら、どこかで頓挫しちゃうんじゃないかなぁ。やだやだ。


 地下道のルート確認をして、使えるルートと一緒に最優先で知らせなきゃねぇ。お偉いさんも毒計画が既に防がれてるなんて思っちゃいないだろう。急げ急げ。



 そうして地下道のルートを粗方調べ終えたときには、もう夕方になっちゃってたよ。急いで拠点に戻って伝書鳥を飛ばさなくちゃぁねぇ。


 こりゃぁ、絶対計画変更だね。間違いない。



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― 新着の感想 ―
[良い点] あの報告書が公爵領への誘致に変わったということは……どうなるんや
[良い点] こいつが捕まるのはいつかな~w 無駄に有能そうだから逃げちゃうかな? [一言] あー鳥の手紙ってこれか 陰謀がまた一つ潰れたw
[一言] あ、・・これであれがああなって、多分こうなるのか・・・
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