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「紅芋」様編 小説「地獄の日常は悲劇か喜劇か?」のご紹介!ハイスピードな展開に酔いしれろっ!

今回は若き作家「紅芋」様の小説をご紹介!


その題名にある通り、まさかの地獄を題材にしているのだ!


「地獄」と言っても獄卒にいたぶられる亡者の話ではない。


読んでみれば判るが、カッコいい青年が主人公を張っている。(ここ重要!)


さあ!興味が湧いたのならここを通り抜けさっさと行きなされっ!


ハイスピードで闘いが繰り広げられているその小説せかいの中へと!


http://ncode.syosetu.com/n0563dx/


挿絵(By みてみん)

いつもの風景。

何も変らない世界。


「平和だねぇ。」

ふうっと息を吐き一口煽る。


「ぷふぅー。」


俺の前には何故か数本もの日本酒瓶が立っていたのだ。


ーこれだけあれば、今日は安泰だな。-


ポツリポツリと呑みすすめる。

ーまた、来るんだろうな。-


一人ゴチル。

そして、奴が来た。


<ズシン。 ズシン>


並外れた足音が響き渡る。


「きやがったな・・・。」


俺は素知らぬ顔で呑み続ける。

そして・・・。


「おい、そこの。ワシにその酒を呑ませろ。」


赤銅色の声が掛かる。


「呑むなって言っても、勝手に呑むんだろーが。」


俺が振り向きもせず答えると、

「当然だ。ここはワシらが支配する場所。ワシらのテリトリーなのだ。」


そう笑いながら言う者は、日本酒の瓶を取り上げ封を切り、ラッパ飲みで煽る。


「しょーがねえな。立ってないで座ったらどうだ?」


俺が立ち飲みを止める様に言うと、

<ズッズウン>

と、地鳴りがする位の大入道が腰を降ろした。


「マッタク。なんでこんなに大きくなるんだよ。普通のサイズになれよな、獄卒のくせに。」


思わず見上げた俺が隣に座り込んで呑む大入道・・・いや、鬼にブウ垂れた。



「おい。今度のツマミは・・・。」

おっさんが酒を呑みながら呟く。


「う。うむう・・・。」

俺は気分が悪かった。


「アッシは構わんのだがな。可愛いが居れば。」

おっさんは変らずご機嫌だ。


「どうして、さとっさんは平気なんだ?こんなのが横に居るというのに?」


そう、俺の横には見上げるほどの大男がドデンと座り一緒に呑んでいるのだ。


「んー?コイツはアッシの知り合いの手の者なんだ。俗に言う、下僕って奴さ。」

おっさんが平然と呑み続けているのに、俺は何故だか納得してしまう。


ーああ、そうだった。ここも異世界だったっけ・・・。-


そう。

ここはおっさんが支配する世界。

おっさんがあるじたる異世界。



「おいっ、酒が足らんぞ。」

大男が俺に催促する。


「ちっ!のんべーめっ。」


おっさん家の台所に行くと其処にある酒瓶を一抱え持って二人?の所へ戻る。


「さあ。これを呑んだらさっさと仕事に戻れよ。」

いい加減2人の相手をするのが嫌になってきた俺が、手を振って追いやる。


「おーっ、そうだったな。混合者も仕事があるんだったな。」


さとっさんが思い出した様に言うと、

「お前さんも辛い仕事をいいつかったもんだな、お互いにさ。」


やけに人が善い別人のようなさとっさんに気付いた俺が、

「おっさん、なんか企んでるだろ。」


そう問い詰めると、

「しっ、黙ってろ。」


小声で黙ってろと指を口に当てやがった。



「さーさー、さっさとお前さんも帰るんだよ。」


俺が大男を追い出すと、

「帰りやがったか?」


さとっさんが小声で訊いてくる。


「あー、帰った帰った。そんで?何を企んでるんだ?」


俺がさとっさんに訊くと、

「奴等、アッシの友人の申し子なんだがな。なんだか地獄の剣士に斬られるのが役目だそうなんだが。」

「はあ?」


俺は訳が解らず聞き返した。


「そんでな、あの亡者・・・混合者と呼ばれる敵役は地獄の剣士に殺られてしまうのが仕事なんだと・・・さ。辛れー仕事だよなー。」

「はあ?」


更に訳が解らなくなる。


「で、アッシの所にクダを巻きにきやがるようになったんだ。迷惑千判!っと思ったんだが・・。」

「はあ・・・。」


更に・・もういい。


「にひひ。アイツが現れるようになって気が付いたんだ。ある事に。」

「は・・・はああああ?」


・・・。


「そう!アイツが現れる度に・・・」


<ぎゃあああああっ>


今し方出て行った、あの大男の断末魔の声が聞こえる。


ーあ・・・。死んだ?いや、消されたと、言うべきか。-


「アイツを斬りに現れるんだよ、可愛いがっ!」


おっさんが表に走り出て、

あやちゃーーーーんっ!」


其処に居る美麗な好男子を呼んだ。

挿絵(By みてみん)


ーお、男・・・?おっさん遂にそっちに走ったか?-


俺が眼を点にして走り出たさとっさんを見ていたが、

<バサッ>


ーあ・・・。斬られた。-


赤い太刀でバッサリと斬られるおっさん。


「近寄るな、気味が悪い・・・。」


アヤと呼ばれたその美男子が冷めた目でさとっさんを見る。

その眼が俺に気付き、

「お前もこいつの仲間か?」


一言訊いてくる。


「いや、いや。俺は・・・。」

<バサッ>

有無を言わさず一太刀で薙ぎ払われた。


ー・・・。痛ぇ。・・・くない?-


ぶった斬られたと思ったら。


「アンタの主は不死身なのか?」


美男子が俺に訊いて来る。


「ふぇ?」


俺を斬った訳ではなかったらしい。


「面倒だな、それじゃあ・・閻魔様が待ってるから。」


美男子がふっと飛び上がると、その姿が闇に消えた。


ーな、なんと身軽な・・。いやいや違う。この世界から抜け出たのか!-


消えた美男子。

アヤとおっさんが呼んだその可憐な美男子が消えた跡に眼をくれてから、

ひっくり返っているおっさんを蹴ってやる。


「おい、どうなってんだ?」


殺ちゃんに斬られたおっさんが何事も無かったかのように起き上がる。

挿絵(By みてみん)


「くふふふっ!なあ、善いだろう。アヤちゃんって。すんげー可愛いし、剣戟も卓越してるしさ。」

「た、確かに・・・。それは認めよう。」


おっさんはそう言うと、早速タブを開く。


「おい、糞君。出番だ!」

「は?・・・はあ。」


俺がその答えを探す間、おっさんが新たな一升瓶を片手に晩酌を始めた。


「ぬふふふっ!きっと最高にハードなつまみになるに違いない。」


一人悦になっているおっさん。


ー何考えてんだこいつは・・・。いくら美麗な男だといっても、男は男なんだからな。ー


と、思った俺の考えは一撃で崩れ去った。


「これが!このキャラが!?」

「そう、間違いない。アッシの眼に狂いは無い。」


俺の前に写るその世界の住人は、


挿絵(By みてみん)

「な。お前もそう思うだろ?」


挿絵(By みてみん)


おっさんに言われるまでも無く、


挿絵(By みてみん)


「凄いな、これが閻魔大王・・なのか?」

「そんでもって、この娘が・・・。M。」


挿絵(By みてみん)

「M?・・・クズ?・・・なんか親しみが湧くな。名前が・・・。」

「そりゃあ、お前が糞・・だからだろ。」

「・・・。関係ねえよ。」

「そんんでもってお兄さんがまた・・・。サトリ・・・。」


挿絵(By みてみん)


ーお兄さん?見えん。・・・どっちかって言うと、可愛いじゃねえか。-


俺が次々とキャラに萌えているおっさんに画像を見せていると、


「おい、このキャラ達の産みの親って。もしかしてオレ達と同じ年代か?」


作者について訊いてきた。


「は?なんでそんな事を訊いてきたんだ?おっさんが最初に知り合いの手の者って、言ってたじゃないか。」

「うむ。獄卒についてはそうだが、この萌えキャラ達については知らんのだ。」

「そ、それはつまり。地獄の鬼については知っているが、この作者については何も知らんと言うのか?」

「ふふふっ、混合者とか、亡者は邪な者なんだからさ。同類なんだよ。これが・・・。」

「なんですか?おっさんは邪な者だと?」

「あれ?今頃気付いたのか?お前も相当な闇の番人だな。」


ーわ、訳が解らん・・・。俺の何処が闇の番人なんだ?-


俺が呆れて一杯呑もうとカップに口を近づけた時、

灯かりに照らされたその酒に写った俺の顔が・・・。


「な、なんじゃ・・こりゃああああっ!」


酒に写る俺の顔は、


「なにを驚いているんだ糞君。今の君は単なる紛い物。いや、地獄の門番に過ぎんのだよ。」


俺を見たさとっさんの横顔は・・・


「ひげえええっ!いつの間に南光様にっ?」


何処かの落語家の顔となっていた・・・。


「・・・。で、関西の落語家が何故?」


「うむ、閻魔様には閻魔様だろ。やっぱ・・・。」


「いや、知ってる人には判るが。ギャグになってるのか?」


俺が呆れて肩を窄め、ローカルギャグにため息を吐いた。


「ま、それはトモカク。この作者はまだ若いのな。」

「そうらしい。学生さんと・・思うが。」

「では、落語も知らん、いや、落語家も知らん・・そうだな。」

「あ、それはどうかと。好きな奴は知ってるぞ。」

「○BSラジオで月曜日朝10時半からやってる番組で出てられるからチェックしてみたら解るぞ。」

「・・・。いいのかそれ。」

「相手は天下の公共放送だ。かまわん!」

「言い切ったな。まあ、ケチつけている訳ではなし、いいだろう。」

(2人供・・・あかんやろ。閻魔南光様お裁きお願いします!のコーナー。)

「いま、なんか聴こえなかったか?」

・・・・。

「気、気のせいだろ・・・。」

「あははははっ・・・・・やば。」


そして、この世界の閻魔様に寄り添い、尽くしているのが主人公のあやちゃん。


赤き剣を持つ地獄の剣士。その剣戟は混合者を薙ぎ払う。


その仲間達の群像劇。

(あ、BLもあるらしいぞ。)


今、ストーリーは現世をも巻き込んで新たな敵と戦いを繰り広げている。


こーんなのとか、

挿絵(By みてみん)


こーんな美女とか。

挿絵(By みてみん)


第8話まできたのだ!(5月20日現在)←ここ、変るよ。



「スーパーハイテンポなストーリーに酔いしれるのじゃ!」


その声に振り向くと其処には・・・。


「またかよ。おっさん・・・。」

俺の横にまたまた馬鹿殿様のさとっさんが。


「さあ!亀甲縛りのMちゃんの元へ。道を開け!」

「ああああっ、待て!まだこの作品の名を言っていねえから。」


俺は慌ててタブレットの中から作品名と作者様の恩名を引き出す。



作者名・ 紅芋 様

作品名・ http://ncode.syosetu.com/n0563dx/

     「地獄の日常は悲劇か喜劇か?」

(※コピペしてね)


「さあ!行こうぞ!キュートで可愛い挿絵の世界へ。非現実な世界の中へ!」

こうして俺の開いたゲートを潜ってさとっさんは旅立ったのであった・・・。


「私が全てを託したのは貴方なのですから」


これは身勝手に全てを託された者たちの物語。

全ては自分勝手な理由で……。

それでも彼女は大切なモノを守りたかった。

そんな思いを託された者たちの気持ちを考えずに……。

これは不完全と完全が交わる愛憎の物語だ。

最後に笑うは正義だけ。

さあさあ、皆さん!

この碌でなしの人でなしの物語をご覧あれ!


BL要素は少しだけです


さあ!皆でこの地獄の世界を堪能しようではないか!

可愛くキュートな挿絵と共に!

挿絵(By みてみん)

如何でしたか?


物語を此処で載せれないのがとても悔しい気分になってしまいます。


とにかく、読まれたらあっという間に最後まで辿り着いてしまう事でしょう。


本当にハイスピードな展開と剣戟。


そして、すこーーしだけラブ?なお話。


目が離せない「紅芋」様の小説は


これからも続いていきますよ!


「地獄の日常は悲劇か喜劇か?」

http://ncode.syosetu.com/n0563dx/

是非、御一読くださいね!

さとっさん  拝!

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