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鉄道警察隊、西村のスイリ。  作者: オリンポス
【8回目のスイリ】
25/46

(File23)第一関門③

「ほら、おかしな単駅貼りポスターがありましたよ」

 浅草駅の地下鉄のホームには、ビールの広告や浅草寺の広告が並ぶ中で、ひときわ異彩を放つポスターがあった。


「謎解きミステリーツアー参加者へ。

 QP3、HNYに行け! 解読方法は先と同じ」


「また暗号かよ」

 東川はそう眉間をもむ。

「わかりました」

 西村はすでに答えを出していた。

「え、もうわかったの?」

 島崎は口元を手で覆った。

「はい。これから私の頭は快速列車です」

 そう格好つける西村だがとくに受けなかった。


「この暗号をアトバシュ暗号で置き換えると、()()()()()()()となります」

「それがどうかしたの?」

 島崎の疑問に、西村が解説を入れる。

「東日本旅客鉄道株式会社は、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催を見据え、訪日外国人旅行者の方をはじめ、すべてのお客さまによりわかりやすく、安心して鉄道をご利用いただくために、首都圏エリアへ"駅ナンバリング"を導入しました。そして()()()()の駅ナンバリングは新橋駅に相当しますし、()()()は新橋駅の駅コードに相当するのです。つまりこの暗号が指し示す場所は、新橋駅です」

 そうして3人はちょうど滑り込んできた車両に乗り込む。


「普通列車だと思っていたら実は特急列車で、停車駅が一足飛びになることってありません? 私はそのせいで、目的地を通り越して乗っちゃうことがよくあるんですよ」

 島崎は楽しそうに列車に揺られていたが、西村も東川もとくにそれを聞いてはいなかった。

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