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鉄道警察隊、西村のスイリ。  作者: オリンポス
【8回目のスイリ】
24/46

(File22)第一関門②

「なにかわかったのか、西村っち?」

 東川は驚いたように聞く。

「南拓実少年の言う通りでした。この暗号には、まだ先があったんです」

 西村は興奮して言った。

「どういうことかな、西村くん」

 島崎もわけがわからないといった表情をしている。


「考えてみれば当たり前のことですが、この問題は暗号を解くことができなくても、勘で目的地に着くことができますよね。だって候補地を表示してしまっているんですから」

「そ、そうだね。でもそれがどうかしたの?」

「それでは暗号を解読しなくても、ローラー作戦で正解ができてしまうでしょう」

 そう西村は指を鳴らした。

「ならば仕掛けているはずなんですよ、選択肢の中にも暗号を!」

「え、暗号?」


「"初めに、神は天と地を創造された"。これは旧約聖書を示唆する文言だとばかり思っていましたが、それだけではなかったんです。天と地。頭文字と最後の文字。これをアトバシュ暗号で導き出した答えに代入すると、"ち"(いきぶんか/あさくさ/そうごう)"か"となります。この建物の地下にあるのは、浅草駅の地下鉄です。おそらくそこが正解でしょう」


「なるほど。推理の冴えは相変わらずだな、西村っち」

「今度こそ負けませんよ、東川さん」

「なんだかんだで仲がいいんだね、2人は」

 島崎の言葉に、

「いいえ、仲はよくないです!」

 西村だけが噛みついた。

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