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地下迷宮運営者の悩み  作者: 柘 榴
第一章
10/10

新人運営者さん、二つ目解除

「―――」

目を開けるとあれは夢だったのかと安堵する

ベッドに腰掛け、まだぼーっとする頭を振り、無理矢理覚醒させる

指輪を置いてあった机の上を見ると何もなかった

なら、俺はいつから夢を見ていた?

しかし、答えが見つからない


息を吐き、腰に巻き付けた宝石達の家の一つ、サファイアを手にとって見つめる

淡く、美しく輝いている

この宝石は、召喚石と呼ばれる特殊な石だ

契約する両者の血を一滴だけ垂らし、呪文を唱える

契約といっても規則も罰もない飾りみたいなものだ

しかし、一つだけ強制するものがある

―契約により繋がれた魂は譲渡する以外、永遠に離れることを不可能にする―

その言葉通り故に基本的には俺のような使役サモン師が好むのだ

そして、使役されたモンスターが近くに居る場合、淡く輝く

そう、輝くのだ

「封印がまた一つ、解除されたってことか」

「その通りだ、少年」

背後でクスリと笑う声が聞こえる

後ろを振り返るとそこには漆黒の髪を持つ美丈夫にしか見えない悪魔が居た



「おはよう、ダンダリオン」

「おはよう、我が愛しの子よ」

わぁい、主人公のキャラが行方不明(^q^)

だ、大丈夫!主人公はプライベートと仕事での態度が違いすぎるって設定だから!(意味不明な言い訳)

あ、あるぇ?先にもう一人の悪魔さん出そうと思ったのに先に知識チートが来やがった、解せぬ

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