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月夜の空  作者: みづき
一章 生け贄
2/18

一話

これはオリジナル作品です。

無断転載などしないよう、お願いします。

肌に馴染む風、雲一つない青空、辺り一面に広がる緑。

ここの村はこうして緑に覆われている。

そんな中、一人の少女が空を見上げていた。

肩甲骨辺りまである黒髪は風によってなびいており、どこかの校章だろうか、胸にプリントされている紺色のブレザーに、赤いチェックのスカートに身を包んでいる。

「やっぱり、いいなぁ……ここは」

来てよかった、と心の中で続け、少女は地面においていた重い鞄を持ち上げ、ぐるりと辺りを見回す。

少女の容姿は高校生ぐらいで、どこにでもいるごく普通の少女だった。

しかしなぜ、このような時期に、こんな村に来たのか。

「どこか泊まれる所あるかな……?」

辺り一面緑に覆われ、建物らしき物など見当たらない。

もう一度辺りを見回し、少女―――浅野夏梨は足を踏み出した。

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