表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
月夜の空  作者: みづき
序章
1/18

序章

これはオリジナル作品です。

無断転載などしないよう、お願いします。

序章


心地よい温度の風が吹く秋。

村の外れに建つ小さな小屋の中は、淀んだ空気が漂っていた。

澄み切った青空に、軽やかな風が吹く外とは大違いだ。

小屋の中にはたくさんの人が座り、口々に話している。

「なぁ・・・本当に、やるのか?」

疲れきった顔に、無造作にはねた髪。老人の小さく力ない唇から、小さな声が漏れた。

「やるだろ・・・仕方ないことだ」

そんな老人の問いに、誰かがそう言った。

そう言った者の視線は、小屋にある唯一の窓から外を眺めていた。

小屋の中にいる村人は、それに習うようにして視線を向ける。

たくさんの視線の先には、空を見上げている少女の姿があった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ