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転生したら孤児院育ち!? 鑑定と悪人限定チートでいきなり貴族に任命され、気付けば最強領主として国を揺るがしてました  作者: 甘い蜜蝋
新たな土地に夢を託して

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進化の影響 新たな力

「ネル……いや、今は《モルネル》って呼んだ方がいいのかな」

 俺は広場で転がる小さな体を見つめた。


 井戸を掘り、村に水を与え、子どもたちに愛嬌を振りまいてきたラットモール。

 あの日、真鑑定が進化の兆しを告げ、「進化させますか?」と出た瞬間――俺は迷わなかった。


「ただのマスコットで終わらせる気はない」

「ふふ、トリスらしい」

 横で聞いていたアリアが小さく笑う。


「だって惜しいだろ。村にとっても、俺たちにとっても必要な存在だ」

「……その判断、正しかったですね」

 ミーナも頷き、帳簿を抱えながらモルネルを見つめる。



 子どもたちが「キャー!」「冷たい!」と笑いながら、水しぶきを浴びて走り回る。

 モルネルは鼻をひくひくさせ、尻尾をぱたぱた振って応えている。


「なんか……前より広場全体があったかい気がする」

 俺が呟くと、アリアが首を傾げる。

「うん? ただの水遊びに見えるけど?」

「いや、違う。包み込むみたいな……安心感だ」


 胸がざわめく。俺は目を閉じて呟いた。

「【真鑑定】」



――――――

【真鑑定】

名称:《モルネル》

種別:幼聖獣

素質:

大地加護アース・ブレス

・水脈導き(アクア・ガイド)

聖癒光セイクリッド・ヒール

特性:守護の意思/主への忠誠/村人への愛嬌

――――――


「……! 本当に聖獣の系統……」

 俺は思わず声を漏らした。


「聖獣? ネルが?」

 アリアが目を丸くする。

「すご……やっぱり神さまだったんだ!」

 近くの子どもまで食いついてきた。


「落ち着け。まだ“幼聖獣”だ」

「幼でも聖は聖でしょ。……ねえ、トリス」

 アリアの瞳が揺れる。


「《聖癒光》……? 癒す力まであるの?」

「傷も、疲れも、心すら癒す。――本物だ」

 俺の言葉に、ミーナは目を細めた。


「じゃあ……畑も潤い、村人の体も癒される。まさに希望ですね」

「ええ。でも導かなきゃならない。進化を選んだのは俺だから」



「トリス様ー!」

 子どもが俺の袖を引っ張る。

「ネルがまたひっくり返った!」


 見れば、モルネルがお腹を見せて転がり、子どもたちに撫でられていた。


「もるもるっ!」

「かわいい~!」

「ネル最高!」


「……おいおい、守護獣様がお腹見せてどうする」

「いいじゃない。かわいいのも強さの一つよ」

 アリアが笑う。


「そうですね。村を和ませる才能だって、立派な力です」

 ミーナが真面目に言うものだから、みんなで吹き出した。



 俺は笑いながらも、心の奥で思う。

 やっぱり変わったんだ。

 愛嬌も親しみも同じだけど、その裏に――聖なる輝きが宿っている。


 村人はまだ気づかない。ただ「ネルは守り神だ」と笑うだけ。

 でも俺は知っている。

 モルネルはもう“マスコット”じゃない。村を支える柱だ。俺が選んだ未来の一端だ。


「……お前、本当に大きくなったな」

 そう呟くと、モルネルは胸を張って「もるっ!」と鳴いた。

 その声に、また子どもたちの笑い声が重なっていく。



こうして、かつて害獣だったラットモールのネルは、人々の想いと主人の選択に応え――《幼聖獣モルネル》として、トリス領の守護の象徴となったのだった。

初投稿です!みなさんおてやわらかにお願いします。

AIをとーても使いながらの執筆となっております。

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