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エピローグ
試運転。初心者なのでお手柔らかに…
今日は何をしたんだっけ、確か花ちゃんと勉強会だって言ってファミレスに行って、今月のお小遣い全部使っちゃったんだっけ。
そうそう、でもこんなの慣れっこだし、いつも通り。駅で別れて、帰り道だっていつも通り…だよね、ならなんで今私の目の前には昨日まで見えてなかったものが見えてるの!?
「良かったー!やっと見つけた!」
そう言って涙しながら私に向かって飛んでくる、半透明の人間。私を抱きしめようとしたみたいだけど、勢いそのまま身体をすり抜けて、私を通り抜けてしまった。
「ゆ、ゆ、幽霊!?」
足が膝の下から透けているその男の人は、急カーブでUターンして、私に顔を向けた。その顔は怖がっている私とは正反対に喜びでキラキラしてて、私は気味が悪くて悪くて思わず尻もちを着いた。
そんな私の反応が見えていないのか、その男の人は、私の目の前で目線を合わせるように屈む。
「二世紀ぶりだな、桃子!」
「…ももこ?」
いや、私の名前、玲奈なんですけど…




