おそらくひなプロジェクトはPVが得られればいいのだろうけど博報堂は書籍化作品が売れないと困るんだろう
さて、今年の頭のアンケート調査に関してのエッセイで、アンケートは収益が下がったんじゃなくて、収益をさらに伸ばすためだったのではないかという感想があったのですが私個人的にはそれはちがうと思っています。
また、2016年からたったの一年で登録者が50万人弱も増えたといいますがアクティブなアクセスがそれだけ増えたとは考えづらいのですよね。
そこには相当数の複垢が含まれているとおもうので。
そしてなろうからの書籍化ラノベは最近は初版で8000部が普通だけど返品率が5割以上の書籍が増えてきてる、つまり4000部売れてない作品が増えてるような気がするのです。
書籍の流通や金銭のやり取りはちょっと特殊なやり取りになっていて書籍は出版社→取次→書店→購入者というふうに回るわけですが出版社は取次に出荷した場合一旦発行部数の定価分の金額を精算してもらえます。
要するに出版社は本を出版すれば一旦部数分全部が売れたと同じ扱いになるわけです。
もっとも定価が1000円の本にたいして取次は出版社に対して正味という金額で支払いを行いますが正味が70%程度ですから、本体価格1000円の本を1000部印刷すれば700円かける1000部で700000円が取次から出版社に振り込まれるわけです。
最もここには作者の印税も含まれるのですけど。
で取次は過去のデータから同じジャンルが良く売れてると判断する書店に優先して本を配ります。
なのでなろうラノベがおいてある書店とおいていない書店の格差も広がっていくわけです。
そして書店は委託という形で一時的に本を預かって販売しその定価の2割程度が利益として書店に落ち残りも取次に戻されますが取次のマージンは1割程度のはずですね。
売れ残った本は2ヶ月程度で必要とおもわれる数だけを残して返品という形で取次さんに送りかえされ、それは更に出版社に戻されます。
そして返品された分は出版社が取次に精算としてお金を返さないといけないのですね。
例えば返品率が半分だったら700円かける500部で350000円を出版社は取次に払わないといけません。
が、それは新しく発売する書籍と相殺することができます。
新しく本体価格1000円の本を1000部印刷すれば700円かける1000部で700000円からが350000円をひいた350000円が取次から出版社に振り込まれるわけです。
つまり返品ぶんは新しく他の本を印刷することで一時的に相殺できるのですね。
しかし、出版社の利益は印税分を引くと定価の6割程度なので返品率が6割以上になると事実上利益が出なくなるということでおそらくレッドライジングの作品の返品率は相当高かったのでしょう。
出版社が本は売れていないといわれても新作を出し続けるのも新作を出せば一旦は取次からお金が手に入るからですね。
結局は書店の売り場から外されるのが早くなって返品率が上がって首を絞めてるるだけの気はしますけど。
ヒナプロはあくまでもweb会社なので、書籍関連事業には直接手を出していない代わりそこは博報堂に丸投げしてるというか書籍化で儲かるとそこを乗っ取ったのが博報堂だと思います。
そして書籍化関連の広告費で2016年度はうはうはだったのに2017年度に大きく減収減益になったのでしょう。
最近なろうでは複垢により垢バンされた作者さんの書籍化された作品を普通にトップページで広告していましたがふつうに考えてどうなんでしょうね、そういう行為は。
おそらく博報堂はなろうの読者があまりにも書籍されたなろう作品を買わないことがわかっていま頭を抱えているのではないかと思いますけど。
個人的にはすべての作品がそうであるとはないにせよプロローグや最初の数話が掲載されただけでランキングにすぐ乗っていた作品などは、じつは博報堂とエージェント契約した作者の作品でランキングで目立つように押し上げるような複垢行為を博報堂がやってててもおかしくないと私は思ってます。
ものを売るには目を引く・気を引くということが大事だからです
例えばソニーとオリオンのように同じ電化製品のテレビで同じ機能のものでも広告が沢山あればそちらのほうが価値が高いと認識してしまうものですが、なろうの作品でもランキングに乗ってるものは価値がある、そうでないものは価値がないみたいな感じになってしまうのは良くないとおもうのですね。
博報堂は自社とかかわってる作品をたくさん売って儲けるためにいろいろシステムを歪めているのではないかなともおもうのですがそういった行為はやめていただきたいものです。
もっとも広告やさんというのはそういうものだと思いますが、せめて自分達が売りたいと思ってるのであろう博報堂エージェント作者や出版者後援作者ランキングなどは分離していただきたいと思うわけで、できればなろうとの提携は早めに解消していただきランキングなどをひっかかき回さないようにして、本当に面白い作品がランキングから蹴落とされるような状況にならないようにしていただきたいものです。
個人的には元から書籍化が目的のカクヨムに博報堂もエージェント作者も移動すればいいのにと思いますけど、あちらは読者が少なすぎるんで無理なのでしょうね。
カクヨムは読者目線で作られてるように思いませんし。
食べログやアマゾンの評価も必ずしもあてになるとはおもわれていないようですがどうせならブックマーク数そのもののランキングと最低0点最大100点で11段階評価の平均は50点の評価を行わせてその平均の数値を別にランキングにしてみたらどうかな。
現状では作者以外の人間は垢バンされても復帰するのに制限がないも同じなのでブクマ・感想・ポイント評価・レヴューをする時にはSMS認証が必要とかにしたほうがいいとは思うんですけど。
レビューの削除付け直しで目立たせようとする人とも今いるようですしね。
最もすでになろうのポイントやランキングは書籍化した際の売上のあてにならないと思われてると思いますけど。
電通の販売戦略十訓というものがあります。
本来は1970年代のもので近年では、これが電通では使われていないともききますが基本は変わっていないのでしょう。
1 もっと使わせろ:使わせるのは当然消費者の金です
2 捨てさせろ:本棚から本が溢れたら古い本は捨てて買ってほしいのでしょう
3 無駄使いさせろ:必要がなくても買うようにさせるのは女性のファッション雑誌を見ればわかります
4 季節を忘れさせろ:ハロウィンのコスプレも電通主導ですね
5 贈り物をさせろ:贈り物を送り合うことで物を買わせるわけですね
6 組み合わせで買わせろ:SS商法ですね。
7 きっかけを投じろ:書籍化作品の広告バナーがあれば見た人が買うかもしれません。
8 流行遅れにさせろ:流行遅れや型落ちならそれを捨てて新しく買うことが普通ですからね
9 気安く買わせろ:皆が買ってるとおもえば書いやすくなるのでしょう
10 混乱をつくり出せ
広告やさんというのはこういった考えで行動しているのだというのを忘れないほうがいいのでしょう。




