コストの低い作品とコストの高い作品の読者の反応の最大の差はどっか見たことがある似たような内容や読んでもいまいちだったりに対しての許容度かな
さて、なろうでは相変わらずハイファンタジーの無双系や追放系がランキング上位を占めていますが、商用ラノベに関して言えばなろう系からの書籍化されている新しいシリーズの無双物、追放物などの売れ行きはあまり芳しくないようです。
これは古いシリーズを追ってる人の財布の中身に対して新しいシリーズを買うほど余裕が無いというのもあるのでしょうけども、お金を出してまで大筋で今までどっかで見た事があるような作品を買うかと言うとそうではないというのもあるのでしょうね。
これは無料WEB小説・書籍化小説・アニメの円盤の順番に値段も高くなるので、転生したらスライムだった件等のなろう系アニメアニメに結構厳しい評価があるようにアニメの円盤が一番なんか見たことがある展開に対して厳しくなるのかも知れません。
もちろん開いてる隙間の時間にちょこちょこっと毎日読むなろうの作品と一冊丸ごと読む書籍化作品、全体としてはストーリーは繋がってるけど、クールの長さや一話一話の間に一週間という間が空くアニメでは感じ方が違うのは当然でもあるのですけどね。
なのでなろうからの高ポイント作品の書籍化でも爆死する例も増えてきているのかも知れませんね。
また例えば無料のWEB小説や蔦屋の一冊100円のレンタルコミックなどであれば読んでみてもいまいちだった場合でも、まあこんなものかですみますけど、一冊1200円の四六版ラノベとかで読んでみてイマイチだった場合はああ損した次はちょっと慎重になろうと思うでしょうし、一個1万円くらいしていたパソコンゲームならばやってみたけど、つまらなかったとなると、もう買わないとなる可能性も高くなるでしょう。
風俗でも1時間2万円のヘルスで外れだった場合と20分2千円の手コキで外れだった場合の許容度はぜんぜん違うでしょうしね。
高単価の商品やサービスは顧客満足度を高めてリピーターをうまく捕まえれば低単価商売よりずっと安定して楽に稼げますが、低単価の商品やサービスよりもその分ハードルは上がります。
しかし、風俗嬢はそのことがわかってない人のほうが多いのが困りもので、そういった意識の差が稼げるか稼げないかにつながるのですけど。
それはともかく無料である作品に対しても辛辣な意見は出るわけですが、金がかるとなると余計その傾向は強くなるのは当然です。
そして無料であればにテンプレ的な作品でもちょっと他の作品と違うように見えればいいのでしょうけど、有料になると他の作品とは違う独創性や目新しさなどが重要になってくるのでしょう。
そしてアニメの場合は放映の時間という時間的な制限もあるぶんコストが掛かってるというふうに視聴者にはとららえられてるようにも思います。
なろうのランキングは書籍化したときの売上に対してあてにならないと言われて久しいですけど、毎日更新がいいと言うWEB独特な連載方式の違いに加えて無料であれば似たような作品のほうが安心して読めるけど、有料だとそう言う訳にはいかないというのもなろうのランキングが書籍化したときの売上に対して当てにならない理由なのかも知れません。




