修学旅行(7) 放出(中学3年生5月)
排泄、摘便、浣腸の描写があります
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こちらには、恵理菜視点でのエピソードがあります(R18)。
https://novel18.syosetu.com/n6253gj/10/
ブチュッ……ビュッ…ブリュッ…ブチューーーッ……ブリュッ!
ハアハアと荒い呼吸で、肩を大きく揺らしながら、差し込み便器に激しい勢いで排便していた優香が、ブルッと身体を震わせて目を閉じた。激しかった下痢排泄の音が止み、苦しげだった表情は放心したように穏やかになった。
優香のお腹をぐるぐると丸く、のの字を描くようにマッサージしていた友井医師が優香の変化に気づいて、
「落ち着いた?」
と声をかけた。
優香が閉じていた目を開けて、ゆっくりと頷くのを確認すると、友井医師はタオルをまくって優香の股間から差し込み便器を取り上げ、排泄物を確認してから蓋をして診察台の下に置いた。そして優香の身体を左側臥位に戻し、お尻を開いて下痢まみれの肛門とその周りを丁寧に拭っていった。
ひどく汚れているのか、お尻の穴を入念に拭われる感触が、激しい排泄を終えてしばらく放心状態だった優香に、再び強い羞恥の感情を呼び起こした。優香は恥ずかしさで小さく震え、目をぎゅっとつぶった。
優香のお尻を拭い終えた友井医師は、タオルをお尻に掛け直し、
「寒い? 少し休む?」
と優香に問いかけた。
まだまだ摘便が続くことを察した優香は絶望的な気分になったが、少し休んだところで結局処置からは逃げられないし、時間が長引くだけと悟って、「大丈夫です」と答えた。
摘便を再開するために、優香のお尻の穴には再び潤滑ゼリーが塗られ、もう一度入念なマッサージが施されていった。
肛門をグリグリとマッサージされながら、優香は口を開けてゆっくりと息を吐いた。
「指を入れるから、力を抜いて、もう一度口から息を吐いて」
優香の呼吸に合わせて、肛門から直腸へと友井医師の指が深く挿し入れられていく。
「うっ……んー…」
優香は漏れ出すうめき声を堪えようと、奥歯を噛んで、ぎゅっと目を閉じた。
「口を開けて、口から大きく息を吐いてね。その方が力が抜けて、痛くないから。
…はい、息を吐きながら息んで…」
「はーーー……うーん…うぅ……はあはあ…うーーん…」
診察室には友井医師の声と、優香の荒い呼吸とうめき声、掻き出した便塊を拭うカサカサとした音が繰り返し響き続けた。
長い時間をかけて、ようやく肛門付近の塊を砕いて出し終えたとき、優香も友井医師も汗だくになっていた。
友井医師は手袋を取り、いつもは閉められている診察室の壁際の窓を開けた。窓の外には植え込みがのぞき、夜の涼しい風が吹き込んだ。
優香の元に戻った友井医師は、
「つらかったけど、よく頑張ったね」
と声をかけた。
「もうひと頑張り。
もっと奥にも詰まっているので、浣腸で出しましょう」
覚悟はしていたが、やはり浣腸の宣告はつらく、優香が無言のまま目を伏せると、頬には涙が伝っていった。
真斗は優香の涙と額の汗をハンカチで拭い、汗で少し湿った髪を撫でた。
摘便で掻き出した便と差し込み便器が診察台の下に下げられ、浣腸の準備が整うと、再びタオルが半分めくられて、優香のお尻があらわになった。優香は膝を抱えるように身体を丸めて、お尻をぐっと突き出した。
「浣腸をしますね。
口からゆっくり息を吐いて」
お尻の割れ目がぐいっと開かれ、あらわになった肛門に、浣腸器の長いノズルの先端が押し当てられる。
摘便で肛門が敏感になっているのか、ノズルの先端に塗られた潤滑剤が触れる、かすかな刺激にも反応して、優香はビクンと身体を震わせた。
「お尻の力を抜いて、楽にしてね」
潤滑ゼリーの冷たくヌルりとした感触とともに、異物感が肛門を貫き、ノズルが深く挿入されていく。
「ノズルが入ったよ。薬を入れていくので、もう一度、ゆっくり口から息を吐いて」
「はーーー」
吐く息に合わせて、浣腸液が少しずつ注入されると、
「う……あぁ…」
優香は大きく開けた口元から、微かなうめき声を漏らした。
「もう少し…。
はい、全部入ったよ。ノズルを抜くのでしっかりお尻を締めて」
お尻にトイレットペーパーが添えられ、ノズルが抜き取られた。
優しく拭われた後、新しいトイレットペーパーが肛門にぎゅっと押し当てられると、むき出しだったお尻に、そっとタオルが掛けられた。
「少し我慢しようね」
静かな診察室に、ギュルギュルと優香のお腹の音が響いた。
真斗は心配げに優香の顔を覗き込み、身体を丸めて横たわる優香の背中をさすった。
「…うぅ……うーー…」
強まる腹痛に一層身体を丸め、額には脂汗をにじませて、優香はギュッと閉じた口元から、堪えきれずうめき声を漏らした。
「そろそろいいですよ。ゆっくり仰向けになって」
友井医師はそう声をかけると、優香を抱きかかえるようにして、起き上がるのを助けた。
「トイレでしたいよね?」
必死で便意を堪えながら、優香が涙目で頷くと、友井医師は下半身にタオルを掛けたまま優香を抱き上げ、トイレまで抱えて運んでくれた。そして、便座に腰掛けさせ、
「気分が悪くなったらすぐに呼ぶようにね。
終わったら、急いで立ち上がらないで、少し休んで。
ふらつくようなら無理に立ち上がらずに、そのまま座っていたらいいからね」
と言って、優香を残してトイレから出ると、ドアを閉めた。