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魔法練習1日目

ユークと二人で野原に行き魔法練習をやっていた。しかし本は当てにならず悩み諦め掛けていた時後ろから...

思い出の場所から徒歩で約40分。魔法を使えば5分で行けるらしい。某ゲームでは瞬間移動魔法があるがそれは使えないらしい。当たり前のことだ

それはさておきその魔法はやはり経験が必要で習得することができない。しかも魔法の種類はほぼ無限大。基本的な術式を覚えれば改良もできる。なんて素晴らしいことだろう。

「おーいギル!!早速練習しようぜ!!」

叫んでいたのはロシア人のユークだった。

「あぁいいぜ!最初は何を覚えよっか?」

そう二人は異世界人。魔法なんて使ったこともない。元の世界では魔法使いは30歳になったらなれると言われていたが都市伝説だ。

「じゃあ最初は炎系の魔法やろうぜ!」

目を輝かせながら言ってくるのを見て微笑ましくなった。

「あぁじゃあどうやればいいか本を見てやろう!」

しかし異世界語(サクレシオン語)を読めるわけではないが規則性は掴んでいる。

「えっと...炎系の魔法を使うのには、『f』の文字が入っていればいい...か...」

全然分からん...

「なんだ『f』って!!『flame』の『f』でいいのか?」

「そうとしか考えられないよね?」

はぁ、教科書って親切だったんだなと思い始める。

「ちなみに水系の魔法は『wa』、風系の魔法は『wi』、電気系の魔法は『el』だってさ」

確実にこれ作ったやつ俺らと同じ言語持ったやつだろ...

「じゃあ英語でいいってことか?ていうかもういっそのこと192カ国で使われてる言語全部覚えればなんとかなんね?」

「そういうことじゃないらしい。炎系にも別の文字があって『пл』、『Φλ』があるらしい。うん?これ母国語じゃねえか!!」

今更気づいたのか...さっき言ったじゃねえか。192カ国の言語覚えるって...

「でも冷静になれ、192カ国で使われてる言語って何個あるか知ってるか?」

「えっ?192個じゃないの?」

いやいやこいつ大丈夫か?心配になって来た...

「約6900くらいだよ...」

ユークから笑顔が消えた

「いやいやいや、冗談はよせって!よくないぞそういう冗談は!!いくら俺らが優秀だからって6900の言語持ってるはずないじゃんか!!」

「いやいやまじなんだって!だから覚えるの大変だぞ!」

諦め掛けていた時ふと後ろから声が聞こえた。

「頭文字2つをどこかにくっつけたり想像してそれを言うだけでここの魔法は成立するよ」

後ろを見たが誰もいなかった...なんだったのだろう。あの優しい声は...

「じゃあ適当に言ってみるわ」

そう呟いて手を目の前に出した。

目をつぶって、頭で火をイメージした。

「フレイム,フランメ,フランム!!」

目の前に炎が3つ出た。

「うわぁぁ!!まじかよ!!ライターとかで出してないだろうな!!まじで魔法で出したのか?」

正直驚いた。てかどの言語でもいいんだ...

じゃあ試しに日本語で言ってみよう。

「炎!!」

しかし何も起こらなかった...ここでは日本が通用しないのか...悲しいな...

こうして俺だけがコツをわかったまま1日が過ぎた。

2話から3話は早かったですねw

なんといっても1時間くらいで次回作を完成させていますなんてw

アイデアが浮かんだ時に書かないとやっぱりきついですねw

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