集会場にて
聞き覚えのある言語を話している人に声をかけたられた俺はそいつに魔法練習をやらないかと言われる。いろいろ問題点もあるが...
これは意想外。
俺の他にも異世界へ飛ばされた奴がいたとは...
まあ俺は英語はもちろん日本語しか話せないんだがな...
「ところでここがどこだかわかるか?」
なんて親切なやつなんだと
「いやわからん。今の居場所とどんな国なのかがわからない」
そんな疑問を淡々と答えるロシア人
「今俺らがいる場所は、あいつらが言う『集会場』だ。俺らの間では『思い出の場』と呼んでるぜ!」
2つも呼び名があるのか...と思っているとさらに教えてくれた。
「そして俺らがいる国は、サクレシオンだ。意味は知らないがなかなか美しい国だぞ!」
そう告げたと同時に12時を知らせる鐘がなった。
「この街案内してやるぜ!そういやまだ名前聞いてなかったな!俺はユークだ!お前は?」
名前か...こっちでも名前はあるんだな。どうせ異世界だし現実と違う名前でいいか
「俺はギルだ。よろしく」
そうこれは元の世界でのゲームアカウント名だった。
「そうかギルか!!よろしく!早速だが魔法は知ってるか?」
「あぁ知ってるさ。火とか水とか出せるんだろう?」
「よかったさすが日本だな!」
やっぱり日本はアニメ好きというのが世界に知られているのか...
「じゃあこれからその魔法、練習しに行こうぜ!!」
ここで我に帰った。そうかここは異世界だったのかと
「一つ質問なんだが、MPはどうするんだ?」
「MPなんてないぞ!ここは無限に魔法が使えるんだ!!」
まじか?いやいや
「そんなはずない!そしたらチート並みに大魔法ぶっ放せるじゃねぇか!!」
そう普通ならこれだ。しかしここは異世界
「俺も最初はそう思ったさ。だけど現地の友人に聞いたら『お前にMP制限なんて見えない』って言われたんだ」
それ魔法使えないってことじゃねぇか...
「ともかく練習するばできるって言ってたぜ!!さぁ野原まで行こうぜ!」
おぉこれはまた嫌な予感がして来た
「仕方ないな。何かあっても責任取れないからな」
そう言って二人は『思い出の場所』を後にした。
主人公の名前を決めるのに、2週間経ってしまいました(〃ω〃)
まだまだ小説になっていませんが、そこはお察しを!
完結まで持っていきたいですね!