第2話
ブレインの力少し変えました。
最後の仲間?じゃあ他にも誰か居るのか?
「おーい」
なんだよ。
「聞こえていないのか?それとも言葉が伝わらないのか?」
そうか、ラー様は俺の考えていることが分かったのか。
「大丈夫だ聞こえている。お前は誰なんだ?」
「俺はフレヤだ。」
体は赤色で俺よりも背が高くて中々筋肉がついているな。
そんなこと考えていたら後ろから声がした。
「私はヴァルキリーです。」
こっちは小柄で髪だけが緑か。
どちらも美女とイケメンじゃないか。
「お前の名前は?」
「俺はルリオーサだ」
「やはりそうか」
やはり?
「ラーお姉さんから聞いている。」
お姉さん?まさか姉弟?
「お前いま姉弟とか思っただろ」
何故それが。
「思っていなぞ」
「本当に〜」
「ヴァルキリー本人が言っているんだ信じてやれ」
「はーい」
「いろいろ聞きたいだろうがまず俺と戦え」
はぁぁ?いきなり戦えなんてどう思うブレイン?
「別に大丈夫だと思われます」
ブレインがそう言うなら
「了解した」
ちゃんと見ていなかったけどここかなり広いな。
さっきのドラゴン入るんじゃないか?
そして2人共立ち上がり移動した。
2人の間隔が10メートルぐらいで睨み合っている状況だ。
「私が審判やるね〜」
状況に似合わないノリだな。
「それじゃあ始め」
フレヤが指を上にに上げた。
するとフレヤの上空に火球が五つ現れて俺に襲いかかって来た。
だがしかーし 俺こんなの回避できるんだね。
ボシュ火球が床に当たったら床が溶けた。
あれかなりの温度だな。
「お前の力はそんなものか」
「舐めんなよ」
「これはどうだ、コロナキャノン」
アレはダメと本能が警告している。
どうしよう。あっこんなときのための力だ。
ブレインどうすればいい?
「収納してそのまま相手に返せば良いと思います」
わかった。
キキィィィー。
「どうしたいきなり止まって降参か?」
「残念違うぞ、舐めてたら死ぬハメになるぞ」
どうなるか俺も分からないけど。
3,2,1今だ。
「収納!」
すると俺の前に黒い壁ができコロナキャノンを飲み込んで消えた。
えっと何これ便利〜。
「なっ」
いい感じに驚いているな。そろそろ返そう。
ビュン
いきなり黒い壁が現れコロナキャノンが飛び出て行った。
えっと勝手に飛んで行ったが思っていた場所だから思っただけでこれは出せるのか。
ドバーン。
その時フレヤから小さな笑みがこぼれた。
よっし。当たった。
「残念だったな俺は炎効果無効の力があるんだよ。」
なにっ。耐性の力もあるのか。
ブレイン俺の耐性はなにがある?
「雷吸収、混乱毒眠り無効です」
多いのか?でも今回には関係なさそうだな。
「それじゃあ本気でいかせてもらうぞ」
フレヤは何かを唱え始めた。
「我が望みを叶えたまえ火炎下位精霊サラマンダー!!精霊召喚!!」
いきなりフレヤの前に飛んでいるトカゲぽいのが現れた。
「まだだ!精霊合体!!」
なんだ?サラマンダーが炎となりフレヤに纏まりついただと!
フレヤま炎の柄でできた剣と紅色の鎧をまとった。
アレ、カッコイイ。
だけどこのままだと不味いな。仕方ないか。
「お前がそんなことするなら俺もするぞ」
「できるものならしてみろよ」
言ったからな。恨むなよ。
ルリオーサは空中を掴みながら叫んだ。
「ウェポン・冷血の剣&冷血の盾!!」
そのまま空中を掴むようにして引き抜いた。
ルリオーサは氷の柄でできた薄っすらと冷気を放っている剣と
冷気を放っている盾を装備した。
「からのウェポン・冷血の装備!!」
ルリオーサは空間が凍るような防具を装備した。
「これで同じ条件だな」
「なにが同じだお前がどうやって装備を出したかしらないが
俺はサラマンダーと一緒に戦っているんだお前と一緒にするな」
俺もいちよう2人なんだけどね。
「行くぞ!!」
2人は同時に飛躍した。
ガギーン。
鉄がぶつかり合ったような音がした。
「やるな」
今度はフレヤだけ動いた。
シュン シュ ガキン
「いつまでも後手にまわっていたら負けるぞ」
「これで終わりだ」
「コロナシュラッシュ」
フレヤの剣に炎が現れた。
ガキン パラパラ
剣が折れた。
「なんだと、ありえない」
「ここで一発逆転?」
「フレヤすることはないのか?」
「そうだなそんな状況だとすることないか」
俺、性格悪いな
「じゃトドメだ」
「本当の斬撃を見せてやる」
ちょとカッコつけて見た。
「じゃ、冷獄斬」
俺の剣に氷が現れた。
「止め!」
フレヤの頭上すれすれで剣が止まった。
「はーい、回復するね」
「ヒールレイン」
「ありがとう」
「どういたしまして」
一瞬で疲れが吹き飛んだ。
「解析結果」
この魔法解析したから使えないのか?
「使えます」
「そういうのは教えてくれ」
「了解」
「とりあえずこれで信じてもらえたか?」
「ああ信じた」
「まず場所をを変えて話さないか」
「分かった」
「ついてこい」
フレヤについていくとドアがあった。
「お前も今日から俺らの家族だ」
そこにあったのは六人テーブルが一つと椅子が3つに本棚のみ。
「えらい殺風景の部屋だな」
「かろうじて持って来れたのがこれしかなかった」
「かろうじて?」
「それについても今から話す」
俺はフレヤとヴァルキリーと向かい合うふうに座った。
「まずさっきの件謝らしてくれるしてくれ」
「すまなかった」
「大丈夫だ」
「でも一番傷ついたのはお前が本気で戦ってくれなかったことだな」
「それもすまなかった」
「でもなぜ本気を出さなかったんだ?」
「それは」
遅れてすいません。
目指せ一週間に一冊なんすけど………