■第2話 神からの授かり物
最初からになりますが、かなり殴り書きというか整ってません。
会話が多くなると思いますが、どうか暖かく見守ってください。
あとなにかあればコメントなど宜しくお願い致します。
「それじゃ、これで君に力が宿ったと思うよ。確認してみて。」
「力?どうやったらわかるんだ?」
「あぁごめんごめん。ステータスって心で念じてみて」
「ステータス?」
おっさんに言われるまま念じてみた。
「"ステータス"」
《ステータスが更新されました》
《ステータスを表示します》
「うわ!なんか頭の中で喋ったぞ!!」
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名前:神埼正樹 レベル:1(ERORR(隠蔽))
種族:人
地位:神の使い(隠蔽)
HP :100 (ERORR(隠蔽))
MP :100 (ERORR(隠蔽))
STR:100 (ERORR(隠蔽))
VIT:100 (ERORR(隠蔽))
DEX:100 (ERORR(隠蔽))
AGI:100 (ERORR(隠蔽))
SPD:100 (ERORR(隠蔽))
INT:100 (ERORR(隠蔽))
MIN:100 (ERORR(隠蔽))
LUK:100 (ERORR(隠蔽))
CHR:100 (ERORR(隠蔽))
Skill:鑑定 隠蔽 スキル吸収 ステータス吸収 無詠唱 全世界言語把握
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え、なんかERORRってでてるんだけどこれ大丈夫なのか?
お、【鑑定】のスキルだ。これで調べられるかな?
「神様、このスキルってどうやれば使えるの?」
「ステータスと同じじゃよ。心で念じてみぃ」
なんか喋り方急に老けたな。仙人かよ!
まぁ俺も普段どおりの喋り方になってるから、
気にしなくていいか。
「そんなんでいいのか。案外簡単だな。」
「まぁそれは君だけなんだけどね。」
「"鑑定"」
《鑑定:鑑定のスキルで物、人、スキル、ステータスを詳細に閲覧できます。》
ほう、【鑑定】を使えば何かって事が分かるってことか。
便利だな。
ん?なんだこのERORRって・・・
「"鑑定"」
《ERORR:世界でのレベル上限を超えて上昇できます。》
「ん?なんだこれ。神様これどういう意味だ?」
「それは君が異世界転生者だからだよ」
「ってことは魔王よりも強くなれるってことか?」
「端的に言えばそういうことじゃな」
「ほうほう」
となると他のも見ておかなくてはいけないな
《隠蔽:表示を隠蔽できます。追加や削除も可能です。》
《スキル吸収:任意の標的のスキルを自分の物にできます。削除も可能です。》
《ステータス吸収:任意の標的のステータス(ステータスも任意)を自分の物にできます。削除不可能です。》
《無詠唱:スキル名や魔法名を心で念じるだけで発動します。》
《全世界言語把握:全世界で言語を扱う者の言葉を理解できます。》
なんだこのチートスキル・・・・まぁ神が今となりにいるんだからそこまで驚くことじゃないかもな。
だって神がとなりでお茶すすってみかん食ってる所とか、
普通だったら拝めないわけでして。えぇえぇ。
そりゃあ冷静にもなりますよそりゃあ。・・・・
なんでこのおっさん【神】は神様って感じがしないんだろうか・・・
いいのかこんなんで・・・絶対崇拝してるやつとかいるんだろ・・・
崇拝してる人を同情の目で見てしまうよ・・・
HPとかMPとかでてるけど、異世界での原理?ってRPGと同じ感じなのか?
とりあえずこれも調べてみるか。
《HP :体力 これが尽きると死ぬと思うよ。多分。 》
《MP :魔力 魔法使用回数なんだけどね?回数は無限だよ。 》
《STR:力 攻撃力に影響するんだけど意味無いと思う。 》
《VIT:耐久 防御力に影響するんだけど意味無いと思う。 》
《DEX:器用さ 命中率に影響するんだけど意味無いと思う。 》
《AGI:敏捷性 回避率に影響するんだけど意味無いと思う。 》
《SPD:素早さ 攻撃回数に影響するんだけど意味無いと思う。 》
《INT:知性 魔法攻撃力に影響するんだけど意味無いと思う。》
《MIN:精神 精神力に影響するんだけど意味無いと思う。 》
《LUK:運 運命が左右されるんだけど意味無いと思う。 》
《CHR:魅力 自分の魅力に影響するんだけど意味無いと思う。》
なんだこの文章。ふざけてんのか?
あ、そっかERORRになってるからいくらでも上昇できるってことか。
いや元からそんなにないんだからこの文章じゃなくても・・・
あ、そっか【ステータス吸収】か・・・
また便利なスキル【チート】を持つことになったな・・・
あ、そういえば
「なぁ神様、魔王がいるってことはだよ?
もしかして魔物もいるの?」
「あぁいるとも。ごろごろと。
因みに魔物じゃなく、天使もいるし
亜人も当たり前に存在するよ。」
「天使もいるのか・・・って亜人!?
亜人ってあの猫族とか犬族とかか!?」
「あぁーそうだね。まぁその猫族とか犬族の見た目はほぼ人と同じなんだよ。
耳と尻尾とか種族固有のスキルとかがあるよ。
ただ人はそうゆう人種はほとんど亜人と呼ぶね。」
そうなのか。
というか俺異世界の事ほぼなにも知らないんだよな。
「神様、俺異世界の事なにも知らないよ
だからできる限り最低限の事教えてくれないか。」
「えぇ・・・無理だよそれは・・・」
「なんで!!」
「だってそろそろ時間だもん。あ、ほら来た。」
「時間?時間ってどういう・・!!」
目に飛び込んできたのはこの和室に来たときと同じ光・・・
それは暖かく、現世で快晴時に浴びた光と同じ、包み込まれるような・・・
そして突如、異世界への扉が開かれることになる・・・・






