表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
不幸でも異世界チーレム!  作者: 荒葉千歳
10/29

■第9話 能力


翌日、やっと資金が手に入った。資金を片手にエリーと色々と準備をしていく。

まずは武器だ。

俺のスキルがあるからそんな大それた武器なんかはいらないが、

狩って行く以上は刃物系が欲しいところだよね。

鞭ってのもありかもだけどこれにはどうしても練習必要っぽいし...

大剣とかでも持てるには持てるけど...イメージ的に...

というかあれば刀欲しい!!!

浪漫武器だよ!刀は!!

脇差なんかもいいけど。やっぱ俺の体型とかみてももっと小振りが欲しいなぁ~。

...あ!そうそう懐剣!!忍者が使ってそうな小さい剣!

懐刀とも言うそうなんだけど...それっぽいのないかなぁ...


「よぉいらっしゃい!今日はどん用事だい?」


「あ、えっと、この世界って"刀"というのはありますか?」


「カタナ?」


「"あ、やっぱりないのかなぁ"」


「あるよ。」


「あ、あるんですか!?!?」


なんかすっげー聞いたことあるよこのセリフ!!

あの某マスターに言ったら、

聞いてはみたけどこの店にはないよねぇ~ばりのやつだよ!!

しかも良い声してるし!あぁ~ドラマ思い出すわぁ~~


「み、見せてもらってもよろしいですか?」


「あぁいいぜ!」


「マサキ"刀"使うの?」


「う、うん。やっぱ浪漫だからねぇ~」


「そ、そうなんだ。でも"刀"って御伽噺に出てくる異世界人が使ってた武器なんだよねぇ。

やっぱり異世界人ってそういう思考があるのかなぁ~」


「え、え!?そうなの!?...ち、ちなみにその御伽噺に出てくる異世界人の名前って??」


「ん?オダ・ノブナガっていう人だよ?」


「お、織田信長!?!?マジデ!?!?」


「うんマジマジ。」


この期に及んでまさかの人名が出てきた。

それは現世では歴史の教科書にも出てくる大物。

「本能寺の変」で死んだと思われる人物だった。

まさかの遭遇。ってもいやうん。分かってはいたよ?

この世界に異世界人の御伽噺がある以上、昔の時代にはいたとは思ってたよ?

それに昨日ギルドで「召還」とかも言ってたし。

そりゃあねぇ、こんなラノベみたいな世界。いないわけがないわ!

もうツッコミが追いつかねぇってレベルじゃねぇよ...正直スルーってレベルだわ。


「ほらよ。」


「ありがとうございます。拝見します。」


「"おぉ長い。"」


「あの、この長さではなく、このくらいの刀ってありますか?」


俺は両手を使って手でサイズを言う。

だいたい刃渡りは40cmくらいだろうか。


「あ?あぁあるけどあれはただの売れ残りだぜ?一応見せるがよぉ。

ほら、あれだあれ。あそこの埃被ってるやつがそうだ。」


「あれですか。ちょっと見せてもらいますね。」


そこにあったのは思い描いていた懐剣。

まさに理想。

埃は被っているがかなりの業物に見える。

これを売れ残りというのはいささかおかしい。


「あのこれって本当に売れ残りですか?かなりの業物のような。」


「あぁ本当だ。売れ残りだよ。なんでも"妖刀"らしいんだ。

布越しに触れば問題ないらしいんだがな。業物なのは合ってるけどな。」


「触ってみてもいいですか?」


「やめとけってどうなってもしらねぇぞ??」


「試すだけですよ。やばくなったらこの子に止めてもらいます。」


「えぇ!?わたしなの!?やめときなよぉ...」


「触ってみるだけだよ大丈夫大丈夫。」


「もぉ...」


その"妖刀"を触れてみる。だがなんともない。

これ本当に"妖刀"なのか??

その時。



《精神攻撃に抵抗しました。》

《精神攻撃に抵抗しました。》

《精神攻撃に抵抗しました。》

《精神攻撃に抵抗しました。》

《精神攻撃に抵抗しました。》



すごい連呼された。え?!精神攻撃!?どゆこと!?

ってこれなに!?ステータスはあまり見ないようにしてたけど、さすがにみた方がいいよねこれ。


「"ステータス"」


《ステータスを更新しました》

《ステータスを表示します》



----------------------------------------------------------------------


名前:神埼正樹 レベル:2742(ERORR(隠蔽))

種族:人

地位:神の使い(隠蔽)

HP :1147582 (ERORR(隠蔽))

MP :798264 (ERORR(隠蔽))

STR:134450 (ERORR(隠蔽))

VIT:134450 (ERORR(隠蔽))

DEX:134450 (ERORR(隠蔽))

AGI:134450 (ERORR(隠蔽))

SPD:134450 (ERORR(隠蔽))

INT:134450 (ERORR(隠蔽))

MIN:134450 (ERORR(隠蔽))

LUK:134450 (ERORR(隠蔽))

CHR:134450 (ERORR(隠蔽))


Skill:鑑定(隠蔽) 隠蔽(隠蔽) スキル吸収(隠蔽)

ステータス吸収(隠蔽) 無詠唱(隠蔽) 全世界言語把握

咆哮(隠蔽) 威圧(隠蔽) 火魔法耐性(隠蔽) 全状態異常無効(隠蔽)


固有スキル:【ブレス】(隠蔽) 【物質具現化】(隠蔽)

【魅力体質】(隠蔽) 【思念共通】(隠蔽)


状態:ステータス全てを隠蔽(隠蔽)


----------------------------------------------------------------------



え、なにこれどこからツッコメばいい?

俺レベル2742なんだけどなにこれ。この世界の上限っていくつだよ。

てか【全異常状態無効】ってなに...俺毒が効かないってこと?

そんなにラノベ要素の一本道を独走しなくてもいいんだよ??

【物質具現化】ってなんだよ...こりゃあとでしっかり【鑑定】しないとだな...

もしかしたら武器いらなくなるんじゃないかな。

一応丸腰ってわけにもいかないし、これ買って行こう。


「すみません。これください。」


「兄ちゃん大丈夫なのか!?!?」


「マサキ大丈夫!?!?どこか辛い所ない!?!?」


「大丈夫大丈夫。俺精神攻撃効かないらしいから。あはは。」


「<<あとでちゃんとギルドカード見せるから>>」


「<<う、うんわかった。>>」


「兄ちゃん...いったいなにもんなんだい...」


「え、異世界一般ですよ?」


「へ?」


「とりあえずこれいくらします?」


「え?、お、おう、金貨5枚だ」


「じゃあこれで。」


「おう。確かに。またよろしくな。」


「それじゃあ次に行こうかエリー。」


「うん。次は防具屋かな?」


「いや防具はいらないかもしれない。ちょっと森に行きたいんだ。」


「へ?森?流石に防具は必要なんじゃ...」


「いや試してみたいことがあるんだ。」


「わ、わかったよ。それじゃあ行こっか。」






◆◆◆






町と森のちょうど誰もいない場所。

とりあえずギルドカードをエリーに見せる。

このギルドカードはステータスが更新する度につど書き換わる。

便利な道具があったもんだ。

もちろん見せるのはスキル【隠蔽】を消した後の表示だ。

そして、自分でもスキルの能力を確認する。



《咆哮:雄叫びを挙げて相手を硬直状態にさせる。ただスキル【威圧】よりは効果が弱い。指定する相手は任意。》


《威圧:相手を硬直状態にする。威圧された相手は耐性がなければ解除する方法はない。指定する相手は任意。》


《火魔法耐性:火魔法全般の耐性をもつ。》


《全状態異常無効:読んで字の如く。状態異常にだけ適応される。》



「"これはドラゴンのスキルかな?ドラゴン強すぎね?なんだよ【全状態異常無効】って。

昔からドラゴンの血を飲めば~とか、不老不死になる~とかあったけどさぁ。

それってこのスキルの所為なんじゃね?

これがあったから精神攻撃も効かなかったのか。精神犯されればそりゃあ異常にもなりますわな。

俺大丈夫かな...人間だよね?...いつかドラゴンにならないよね?いやならねぇよびっくりするわ。

あれ、エリーがコクコクと頷いてるよ?とうとう俺の異常さを普通だと思っちゃった?

やめてー俺まだ人間だからー。

まぁマサキならこんなもんだよねとか思わんといて~...やべ目から汗が..."」


「"しかしなんだこの固有スキルって。見てみるしかないんだけどさぁ...嫌な予感しかしないよ?"」


「"鑑定"」



《固有スキル:人、亜人、魔物、それぞれが持つ固有スキル。

ただ全員が所有してるわけではない。先天性、後天性の物も存在する。

固有スキルは成長する。》



「"いやあああああああああああああこれ以上成長したくないいいいいいいいいいいい

やめてええええええええええ俺を人間に戻してええええええええええええええええええ

......。

はぁはぁ...いや俺は人間だ。言い聞かせればいいんだそうだそうしようそれで行こう!!

俺は人間だああああああああああああああああああああ!!!!!!

.........。

よし。とりあえず他のスキルも見てみましょう..."」



《ブレス:火魔法の一種。身体の一部から火炎砲撃を放てる。》


《物質具現化:記憶にある、あらゆる物質を具現化できる。具現化したものは本物と同等の効果が発揮できる。

ただ曖昧なものは具現化できない。無機質限定。自分の意思で物質は消える。》


《魅力体質:異性を魅了する体質になる。ただし、自分と接点のあるもののみ。》


《思念共通:相手に触れるだけで思念を送れる。一度触れれば離れていても思念共通は成功する。》



「"どうしよう俺武器も防具も声帯さえもいらないかもしれない。もうツッコまない。ツッコまないぞ!絶対だ!!!"」


「マサキ。人間?」


「人間だよ...俺だって思ってるよ...でも諦めたくないよ...ぐすんっ。」


「ごめんごめん冗談だって!うん!マサキは人間!私がそれを保証する!!うんうん!!」


エリーに最後のストレートを食らった。心が痛いよ...

マグナム弾打ち込まれた感じだよ...いや食らったことないけどさ。

おかえしにとスキルを試してみる。【思念共通】だ。

エリーの肩に触れ、ありったけのエロエロな思想を流し込んでみる。

あ、真っ赤になった。茹蛸だ。

面白いからもう少し試す。

あ、膝から崩れ落ちた。やべっやりすぎたかな。

まぁいいや仕返しだ。俺は悪くない。

それにこれから俺と一緒に旅するんだ。慣れてもらわなければ困る。

いや慣れてないのもなかなかいいんだけどね。そこは臨機応変にね。


おっと脱線してしまった。

今はこのスキルをどう使っていくかだ。

色々試してみよう...


























...1時間後。マサキは透明な武器防具を手に入れましたとさ。

さてなぜ透明になるか。

その可能性を見出したのはスキル【隠蔽】。

このスキルの効果は、《隠蔽:表示を隠蔽できます。追加や削除も可能です。》というもの。

表示とは目に見えるもの全てになる。そんな表記はない?だってこれ使ってたのステータスだけだもん。

ただし俺には見えてる。くっきりはっきり。鏡にも写らない。

まぁ気配はあるからこれを消せない限りはバレるだけどねー。




それから夜になるまでの間、試し切りと称して森の魔物を全滅させた。

もちろんゴブリンの巣も壊滅しておいた。

ただし、【スキル吸収】と【ステータス吸収】使用しないで戦ってみた。

できればこのスキルはここぞって時まで取って置きたい。

これ以上強くなるのもあれだし...まぁ魔王を倒すっていうなら仕方ないけどね。

当分はそんなことはないと思う。起こっても困る。まずはメンバーを集めたい。

というかハーレム作りたい。そりゃあエリー一人でも満足してるけどね?

ほら、男の子だよ?そこはさ。

それに旅が終わったら家でも買ってそのハーレムと暮らしたいしさ。

この世界は一夫多妻OKだからね!エリーも了承してるしね!やるしかないよね!!!!




さて今日は添い寝だけしてもらって寝ようかな。

さすがに体力使い過ぎた。

ってもうエリー寝てるし...

今度は俺が頭撫でてやる!...わしゃわしゃわしゃ。


ようやく次話は旅立ちです。

物語の日数的にまだ4日しか経ってないんですよね。

物語が早く進んでる気がする...

今度エリー視点でも書いてみようかなと思ってます。

出来るか出来ないかは私にもわかりましぇん!!



次話は3日後になりそうです。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ