+プロローグ+
少女はまた、新たな遊びをつくる。
゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜
私、月山みな。
高校一年。
最近彼氏と別れた。
浮気してたのだ。
それも、親友にね。
父は知らない女の人と毎日どこかにいってるし、
母は毎日知らない男の人を家につれてくる。
私はそれが許せなかった。
愛してもいないくせに、
結婚なんてするなよ。
みななんか、いらないくせに、私なんてつくんなよ。
人間が信じられない。
その瞬間、電話がなった。
私は受話器をとった。
「もしもし…?」
「レンタル屋です…」
相手は女の声で意味不明なことをいってくる。
「はぁ…?あのぉ、あなた間違え電話ですよ。」
「間違えてなんていませんよ。ゴットキルレンタル屋ですよ。」
「なんですかそれ。きいたことないですけど?」
「そのはずですよ…電話でしか経営してないんですから。このレンタル屋は殺しゲームなレンタルです。」
「いたずらですか?殺しゲームってなんですか?私、興味ないです。」
「嫌いな人同士を殺しあいしてもらうゲームです。ルールはあなたが自由に決められます。」
「はぁ〜……」
「やりたいと思いませんか?」
「んー人が死んだら私のせいになるんですか?」
「ふふふ、そんな心配いりません。」
「いくらですか?そのレンタル料は…?」
「やる気になりましたか。レンタル料は10000円になります。」
「えっ、そんなに…?」
「お安いほうですよ。人が殺せる&自分のせいにならないのですから…」
すこし考えたが、
契約することにした。
「では、レンタルは一週間になります。お金は振り込み、その後からすぐに説明つきでゲームが届きます…」