従属系統を学ぶ
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事務室らしき場所についた
「ここで魔術を教える」
「わかりました」
「じゃあまず軽く従属系統について説明する」
「従属系統とは人族だけが扱える独自系統の魔術だ」
「ランクもまぁ他の魔術と似たようなもんだ」
「何か質問はあるか?」
「ありません」
「で今日教えるのは初歩中の初歩、相手の物事への意識を少し変えさせる初級魔術だ。」
「詠唱は『キャルト』」
「まずは自分にやってみろ」
「何についての知識を変えるかを考えながらやれ」
「ポジティブな方かネガティブな方かはまだ指定するな。効果をふやすと難易度が上がる」
うーん、、、じゃあなんとなく頭に浮かんだ「ループ」についての意識についてにするか
『キャルト』
「・・・あれぇ?」
全然意識が変わらない
ループに対しては以前と同じでほとんど何も感じない
「最初はほとんど変わらないから大丈夫だ」
そうかそうだよな、他の魔術があまりにも簡単に習得できたから忘れてたけど本来魔術hそんな簡単に習得できないもんだよな。
切り替えていこう
『キャルト』
うーんダメだな
「もう一回」
『キャルト』
あっちょっと「ループ」への意識変わったかも
「意識少し変わっただろ?」
「はい!」
「その調子だ」
何回もやっていったらかなり上手くいくようになった。
そのことを話すと
「話には聞いていたがお前天才だな・・・そうだ奴隷商人になる気はないか?」
奴隷商人か
奴隷商人は正直現代人の倫理観からするときついんだよな
この世界はそんな言葉を許すほど甘くないが
けど確かに衛生環境を整えて奴隷に対していい環境を提供したら劣悪な環境で暮らすよりはマシだよな
アリかもしれない
どうせ三男なら貴族の仕事もないしな
「ちょっとやめてよ。マリウス君は将来魔術師になりたいんでしょ?」
「まあ興味はありますが決めたわけではないです。奴隷商人も少し気になります」
「エーリシア(先生)、人の将来を勝手に決めるのは良くないぞ」
「アマベル(奴隷商人)がゴツいから怖がって気を使って奴隷商人に興味があると言ってるだけです」
「二人はなんで仲いいんですか?」
「「仲良くない(です)」」
こうは言いつつもなんだかんだで馴れ初めを語り始めた。
元々エリ先生は他のエルフと同じで奴隷商人が嫌いだったそうだ
まあ悪い奴隷商人はエルフを拉致しまくっているからな
ある時エリ先生の妹が誘拐されたんだとか
この辺の話はエリ先生が凄く辛そうだったので良くわからなかった
そこで捕まっていたエリ先生の妹を助けたのがアマベルさん(奴隷商人)だったんだとさ
その後奴隷商人だと発覚するも変わらず仲良くし続けて今に至るというわけだ
その後も話が白熱して時間が過ぎた
その時僕は思い出したのだ
「あっ忘れてた!」
小ネタ
奴隷商人について
奴隷商人には貴族の次男以下が多いです。
貴族の次男以下の進路は役人、騎士、代官、運が良ければ分家として領主になることもあります。
そして役人、代官には頭脳、騎士には剣術、領主にはその両方は必要です。
稀に宮廷魔術師になるものもいますが、才能に溢れたものに限ります。
このような仕事に就けなかった人たちの多くは奴隷商人になります。
奴隷商人につく理由は
1貴族との関係を残せる
奴隷は比較的高い商品なので自然と貴族が買うことも多くなります
2充分な教育が受けられる
たとえ長男じゃなくても貴族であれば充分な教育を受けられます。
奴隷商人になるために必要な従属系統は難しく、充分な教育が必要な魔術です。
3貴族時代と似た振る舞いができる
長男でなければ爵位も継げません
だから平民と実質同じになってしまいます。
しかし奴隷商人だったら奴隷相手に威張れるし、商品の価値を落とさない範囲でなんでもできます。
気に入ったものがいれば性奴隷にだってできるし、いらついたらムチで叩くこともできます。
もっともほとんどの貴族は真面目に商売しています。
以上が奴隷商人に貴族の次男以下が多い理由でした。
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