2話
ギルマスはまたもやため息を吐くと
「お前さん、5年前の北海道の件で最高ランクのEXから落とされただろ。まぁ、自由に遊んでるみたいだがな。未だ、そのことで恨んでるやつは溢れるほどいる。そして、ランクを落としただけで許すかというやつもな。そこでだ、お前の行動を3年間見張り点数をつけることにした」
「もし変なことをやらかしたら場合どうなるの?」 元弥は新しいおもちゃを見つけたようにはしゃぎながら聞く。
「ランクの剥奪だそうだよ。つまり公の権力とダンジョン、魔境に潜ることが出来ないということだ」
いらついているからか、机をリズム良く叩いている音だけが響く。
「まあ、落ち着け。3年間大人しくしておけば、ランクを戻せる。そして、あの時には緊急時のルールが定まってなかった。しかし、今はもう定まっている。EXランクは関わらないと」
「分かった。だが、俺流でいいんだよね?」
笑っているしかし、その笑いは冷たいものだった
「その笑いは怖いが、納得したならいい。入学式には遅れるなよ!どこの学校か言ってなかったな。場所は異世界と交わってから浮いたムー大陸の
世界ハンター教育学校。世界で最大規模で1番厳しい学校だ。お前が教員をやるには適しているところだと思うぞ」
「あそこかァー。確かに俺に適してるな。」
机の強制依頼を見ながらつぶやく。その頃には机を叩く音は無くなっていた。
「おい、ダニエル。帰ってから行く準備するぞ」
そう言うと席をたち扉を開け消えていった。
すると、いなかったはずの年のいったおじいさんが現れた
「ふぅー、これでいいか学園長。こういう頼みも今回限りにしてもらいたいものだな。多分気づかれてたと思うぞ。」
「カッカッカッ さすがは、あのお方と同じランクですなぁ。ダニエルからたまに視線を向けられた時には殺されないかヒヤヒヤしましたよ」その顔にはたくさんの汗が出ていた。
「やれやれ。お前とはよく共闘したから心配ないと思うがやつの手網をしっかりと握れよ」
そこには、心配と言うより友としての心配しているのが見て取れたのが、分かったのか
「やってみせるとも。次の代のためにも」と心配を振り払うように声を上げた。
「頼むぞ、監視する者はこちらで手配しておいた。
ここからは本当の目的を悟られぬように動くぞ」




