第5話 豪邸
自己紹介が終わったので、僕こと醒井瞭は家の中を探索していた。
まぁ、まずは1階からだよな。
ちなみに、他の皆は雑談しているため、僕一人で探索をしているのだ。
「台所だな。台所が1番気になる」
そうして台所に来た訳だが、
“まぁ、何ていうか、最新だよな。”
ここの家のキッチンはIHというやつだった。
“しかも、、これって”
「大理石……か……」
カウンターは見事な黒色の大理石で、より一層豪邸感が出ている。
「ここで料理が作れるのか…なんか嬉しい」
テレビでこそこういうのは見ていて憧れていたが、実際に見たり使ったりした事が無いので、いざ使えると実感すると嬉しいものである。
まぁ、使った人の方が少数派なんだろうけども
「さーって!次はどこに行こうかな」
僕はまるで、スーパーに行った5歳児のように目を輝かせて家の中を周った。
「お風呂も洗面台も、普通の家とさほど変わりは無かったな。てっきり何もかも豪勢だと思ってたのだが、偏見だったか。」
とは言ったものの、テレビの大きさは、僕らのと比べて3倍くらいあったけどね。まぁ、僕らのが小さいのとこの家のが大きいから、ここまでの差が生まれたのだろう。
やっぱり世の中は平等では無いんだと改めて思った
「へぇ、この家って3階建てだったのか。」
階段を上がりながらその事実に気付いてしまった
“う〜ん、広い、広い、とことん広い!この家は本当に広い!そして、豪華だ。”
まぁと言っても、3階は物置みたいなもんかな。
「取り敢えず、2階の部屋を見てみるか。」
本当にこの家は広かった。2階だけでも部屋は6つくらいあった。
“いや!広すぎだろ!”
そんな事を思って2階を一通り探索した。
「ん〜、僕の部屋は確か……ここ、か。」
僕の部屋は階段を上って右に曲がって1番目のだと颯日さんは言っていた。
「めちゃくちゃ広いけど、自分の部屋が分かりやすくて良かった。」
早速部屋を拝見させて頂きますか!!
僕はガチャリと扉を開けた
「え」
僕は目の前の状況が理解出来ず、そんな素っ頓狂な声を出してしまった。
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まだまだ続くので、次回の話も読んでみて下さい!