第4話 自己紹介
突然だが、世の中は平等だろうか。
答えは、そう。平等では無かった。
“何なんだよ……!”
目の前にいた兄妹になるであろう人たちは、とっても、可愛かった。美少年、美少女とはまさにこの事なんだと悟った
「まぁまず、俺らからだな!」
親父は胸を張って言った
「俺は醒井慶だ!よろしく!気軽に父さんとでも呼んでくれ!」
僕は深呼吸をして
「醒井瞭って言います。よろしくお願いします。」
“可もなく不可もなしってやつだな。”
と、面白味も何もない僕の自己紹介が終わり、向こうが自己紹介する番になった。
「寺内颯日です。よろしくね。」
「寺内静香って言います。高校1年生です。」
大人しげにそう言った
“おぉ〜!僕と同じじゃないか!もしかしたら、頼れる上の存在ができるかもしれない!”
僕は変な期待をしていた。
「寺内弘大です。中学2年生で、プログラミングが出来ます。まぁ、趣味ってやつ」
嫉妬しそうなくらいのイケメン少年がそう言った。
イケメンでプログラミングできるって、羨ましっ!
「寺内万里奈っていいます!!よろしくです!家事が好きで、この家の家事担当をしています!」
可愛くて元気のある子だった。
「あれ?」
親父の話だと4人兄妹だったはずだ。あと一人はどこだ?
「ん?どうしたの?」
颯日さんは優しい笑顔で僕にそう言った
「あの、4人兄妹って聞いていたのですが、、」
「まぁ、あの子はね。部屋から出ないの。所謂引き籠もりってやつ。」
「成程。」
その子の名前は寺内唯奈と言うそうだ
まぁ、静香達も可愛いんだ。きっとその子も可愛いんだろう。きっと。
そんなこんなで、各々の自己紹介が終わった
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