表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
こんな僕に兄妹が!?〜秘密家族〜  作者: 戸山
第一章 家族
2/5

第2話 悲しい知らせ


「父さん、先週に転勤を命じられて、1週間後には引っ越さないといけなくなった。」 


「え?何でもっと早く言ってくれないん?」


呆れた顔で、僕こと醒井瞭はそう言った。


「言うの忘れてた。テヘペロ!」


「そっか」


僕はあえてスルーした。何故って?面倒だからだ。今は朝の7時、こちとら悪夢見てんだわ。


「ちょちょちょ、スルーしないでって!」


‘‘なんだこのかまちょは’’


僕は持っていた包丁をぶん投げようかと思ったが、なんとか踏み留まった


「まぁ、それで、転勤先はどこなんだ?」


「北海道だ。」 


「北海道か、遠いな。」


“北の大地、北海道。沢山の雪が降るってのは中々に面白そうだ。しかも、北海道は美味しい食べ物が沢山あるイメージがある。ジャガイモや蟹なんかが良い例だろう。”


僕は、北海道に行く気分でいた。


「まぁ、引っ越すのは俺と母さんだけだからそこは安心してくれ。だが、瞭と離れるのは寂しいし、悲しいなあ。」


「え、」


様々な疑問が頭の中で混沌としている。そして、北海道で美味しい物を食べてる自分は破壊された


「じゃあ、僕はどうすれば良いのさ」


「寺内家の家に住んでもらう。あそこの家は凄く広くて、部屋も余ってるそうだからな!」


「寺内さんの子供はどうするんだよ。」


「勿論、瞭が面倒を見るんだぞ?弟1人に妹2人だ。」


「ま、まじか。」


“1人暮らしが出来ると思ったんだが、現実はそう甘くなんてない、か。”


それにしても


「兄妹、、か。」


僕は小さく呟いた


「そうそう、今日から寺内家で住むことになってるからよろしく!」


「は」


どうして僕の親父は大事な事を伝えられないのだろうか


「まぁ、そう言う事だ。俺らが引っ越す前に、慣れておこうって事でな。今日は休日だし、瞭も暇だろ。」 


「勝手に暇って決めつけんなよ」


まぁ、暇だけど


そんな会話をしていたら朝食が出来た。


僕はいつもと同じやつだが、親父は特別に卵かけご飯にした。


「え、ちょっと待て!なんで、俺の朝食は卵かけご飯なんだ!?」


「大事な事を言い忘れてた罰だ」


「うぅ…瞭が冷たいよおぉ」


自業自得とはまさにこの事だな


“『寺内家』いったいどんな人達なんだろうか”


僕は密かに胸を躍らせていた




____________________

最後まで見てくれてありがとうございます!!

良ければブックマークと、星評価、お願いします!

感想も書いてくれたら嬉しいなあ|・ω・*)チラ


まだまだ続くので、次回の話も読んでみて下さい!





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ