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引力と猫の魔法使い【リメイク版】 第八章「ゲーム世界と魔法攻略」  作者: sawateru
第三章 目覚める魔法と未来を知る者

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第四章予告と第三章までの設定

 第四章予告


 夏休み。

 新たな部員が加入し、活動を開始する科学部。

 魔法エラーの修正。像換獣の管理。全ては順調に進んでいた。


 だが、突如として水鞠家に危機が訪れる。

 管理地に迫る最終期限。謎の改変現象。

 コトリは当主としての決断を迫られる。

 未来を賭けた魔法花火大会。その行方は。



 第四章 魔法使いと夏花火



 魔法使いとして覚醒する、日高誠の物語です。

 よろしくお願い致します。



〈三章終了時の登場人物紹介 設定〉


 ※予告無く修正される場合があります。

 ※読まなくても問題ありません。



日高誠(ひだかまこと)

 高校一年生。

 髪型は無造作な六四分けで、いつも眠そうな顔をしている。

 父親の影響で古いゲームとアニメに詳しい。海外サッカーが好き。


 六年前。自分の行動が原因で妹が危険な目に遭ってしまう。

 その時から、全ての物事を遠避ける様になっていた。

 コトリと出会う事で本当の願いを知り、本来の自分を取り戻す。

 

 使用魔法は引力魔法。

 能力範囲内の物なら引き寄せる事が出来る。

 範囲外の物は暴走状態のみ引き寄せ可能だが、何故か時間を越える。

 契約していない像換獣を引き寄せ、能力を使用するなど、不可解な事を起こす。

 後に十二体の像換獣を操る魔法使いとして成長する事になる。


【日高が引き寄せた像換獣】


 電伝六蟹デンデンロッカイ

 ※仮契約中

 電気と電波の魔法エラーを修復する蟹型像換獣。

 その力は弱く、扱い辛い上に故障すると電撃を放出する。


 水納菊石ミズナキクイシ

 ※未契約

 水のエラーを修復するアンモナイト型像換獣。

 水鞠家の湖の底や魔法機器の要所などに設置されている。


 摩操海亀マソウウミガメ

 ※未契約

 摩擦のエラーを修復する海亀型像換獣。



水鞠(みずまり)コトリ]

 水鞠家の当主。

 魔法による改変現象を最低限に抑える為、パンチのみで解決する。

 日高との再会を願い、結晶体を生み出したが、最後は自らの手で破壊した。

 奇跡が起き、日高と再会し今に至る。

 科学部で「魔法暴走者」を管理し、教育している。

 猫の様な瞳、短く揃えられた前髪、針金の様に真っ直ぐな長い髪。

 パンツは水色。


【水鞠家の従者】

 当主直属の魔法使いは現在三人。

 戦闘時などはコードネームで呼ばれる事が多い。


[弓の魔法使い]

 水鞠家最強の証、エースナンバーを持つ魔法使い。

 弓形の結晶具「炎環の弓」による火の魔法で戦う。

 日高には好意的で、他の従者と対立する事もある。

 戦闘時に圧倒的不利になる制約を受けている。

 魔法アバターは茶色い犬のヌイグルミ「弓犬」。


[壁の魔法使い 真壁(まかべ)スズカ]

 壁のコードネームを持つ魔法使い。

 板状の立体魔法陣で戦うが、基本的には防御魔法専門。

 魔法機器に精通していて、水鞠家のシステムを担当している。

 弓の魔法使いとは仲が悪く、日高を敵視している。

 金髪碧眼ツインテールのギャルで怪しいギャル語を話す。

 魔法アバターは金色のヤカンに手足の生えた「壁ヤカン」。

 

[鳥の魔法使い]

 魔法局の契約魔法士だったが、弓の魔法使いとの契約決闘に敗れ水鞠家の従者となる。

 特殊結界を操る実力者。

 魔法アバターは青いオカメインコの姿をした「鳥肉」※仮称



 日高の友人たち



志本紗英(しもとさえ)

 文武両道、容姿端麗、学校のアイドル。

 常に結晶体に狙われる、魔法使い業界の中でも有名人。

 性格は少し惚けた所もある。

 日高とコトリの出会いで未来が変化し、魔法の杭が反応。

 曲げられた未来を強制的に修正。

 結果、「ありえないシュチュエーション」を幾つも造り出す。

 さらに、日高がコトリを選んだ事でカウンターとしての役割を発動。

 魔法使いとして目覚め、圧倒的有利な立場で水鞠家を攻撃した。

 魔法ハッカーとしての特殊能力を持つ。

 今後は日高とコトリの仲を応援するらしい。



三ノ宮菜々子(さんのみやななこ)

 吉田に恋するクラスメイト。

 思い込みの激しい性格で、結晶体を生み出し日高を苦しめた。

 痩せ型で色白。長い髪を持つ。

 言葉足らずな部分がある。

 魔法ではない謎の能力を与えられ、魔法現象を感知する。

 結界の出入りが可能だが、その時の記憶は失われる。

 水鞠家従者のアバターを二体とも危機的状況まで追い詰めた。

 魔法アバター達の天敵。


吉田玲二(よしだれいじ)

 クラスメイトで友人。

 細く鋭い目付きに短い髪、掠れた声を持つ。

 外見から誤解されがちだが普通にいい奴っぽい。

 魔法の素質が皆無で、この世界では特殊能力と言える。

 濃いキャラ達の潤滑油になっている。


日高美希(ひだかみき)

 日高の妹。

 六年前に結晶体に襲われたが、魔法使いによって助けられた。

 主張の強い眉毛がチャームポイントで、ショートカット。

 日高とは似ていないが実妹。



【その他の設定】


[魔法使い]※魔法士とも呼ばれる。

 世界が崩壊した五百年前。

 魔法使いは巨大な杭を無数に作り出し、世界中の大地に突き刺した。

 それにより世界崩壊は免れたが、未来を改変した反動によって強力な魔法エラーが生み出されてしまう。

 魔法エラーや魔法現象を管理すべく、魔法使い達は管理地を結界で区切り、組織を形成した。

 一族の当主は管理地内にある杭を護る事を使命としている。


[魔法空間]

 魔法使いが持つ魔力の倉庫。

 複雑な魔法の錬成を得意とする魔法使いは、魔法空間が広いと言われている。


[魔法エンジン]

 魔法を生み出す核。

 または魔力を注ぎ込む事で動作する魔法機器。


[魔法アバター]

 魔法使いの分身体。

 姿は本人の魔法性質に関わる「物」になる。

 リアルタイムで本体とリンクしていない為、後で同期処理を行う必要がある。

 その際、未来改変に関わる情報は削除される。

 詳しくは第五章で語られる。


[契約決闘]

 「魔法の進化」「信念」「誇り」

 それらを理由に魔法使い同士での戦闘を行う事がある。

 その場合、お互いが結界を創り出し、契約の元に執り行われる。


[魔法の杭]

 五百年前に作られた巨大な杭。

 壊れると世界が滅ぶと言われている。

 魔法での未来改変の影響が一番のダメージとなる。

 改変バランスを保つ為、謎の力で常に世界に影響を与え続ける。


[立体魔法陣]

 魔法を起動する時に生まれる魔力の結晶。

 魔法が完成すると砕け散る。

 別の形に再構成させたり、武器として使用する。

 血の伝承で受け継がれる立体魔法陣の武器を「結晶具」と呼ぶ。


像換獣(しょうかんじゅう)](魔法制御装置)

 魔法使いの負担を減らす為に作られた生物型魔法ロボット。

 小さな魔法エラーを自動で修復する。

 修復した際に余剰になった魔力を使い自己を複製する。

 増え過ぎるとエラーになる為、定期的に破壊する必要がある。

 髪の毛や爪を切る感覚に近い。

 

 魔法使いは像換獣と契約する事で個体を専用機として登録出来る。

 契約後は契約者の魔法空間に格納。

 魔力を消費して召喚する事が可能となる。

 修正能力自体は低い。

 強力な魔法使いにとっては契約に意味は無く、魔力の低い者が主に契約している。

 杭が傾くと大きな影響を受ける。


結晶体(けっしょうたい)

 人の願いや恨み、欲望が魔法の暴走によって結晶化したもの。

 空間を切り取り、時間を強制的に進ませ改変する「結界」を創り出す。

 マネキン人形の様な形で、赤く透き通った体を持つ。

 「核」を破壊する事で消滅させる事が出来る。

 結晶体が破壊されると結界内の出来事は無かった事になる。

 本体が願いを自覚しないまま結晶体を生み出した場合、核は生成されない。

 破壊しても無限に再生し続ける。


 結晶体は時間に応じて三段階に変化して行く。


 第一段階

 強度は低いが、探知が難しい。

 全ての魔法使いが戦える訳では無い。

 本体の願いを叶え、精神攻撃を行う。

 

 第二段階

 生み出した本体の姿になり、誰からも視認出来る様になる。

 能力も複雑になり、破壊が困難になる。

 無差別攻撃、物理攻撃を行う。


 第三段階

 本体に乗り移り、強力な未来改変が可能になる。

 改変能力は本体の魔力に比例する。

 ダメージを与えると本体ごと死ぬ場合がある。

 杭に影響を与える能力を持つ。


[カウンター]

 主に世界の修復が進み過ぎた時に出現。

 魔法の杭から生み出される、魔法使いを妨害する能力者。

 世界のバランスを保つ為に必要な存在。

 三ノ宮菜々子はカウンターの能力を持っている。


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