第三章あらすじと第二章までの設定
第三章あらすじ
日高は科学部で新たなミッションを開始する。
それは順調に進み、何も問題など起らない……はずだった。
『私は未来を知る者だ』
日高の前に突如現れた謎の人物が、破滅の未来を告げる。
狙われる志本紗英。
謎の美少女。
侵入者。
新たな像換獣。覚醒する異質な能力。
日高は迫り来る危機を回避する事が出来るのか。
未来と運命が交差する。
第三章 目覚める魔法と未来を知る者
これで第一部が完結となります。よろしくお願いします。
〈二章終了時の登場人物紹介 設定など〉
※予告無く修正される場合があります。
※読まなくても問題ありません。
[日高誠]
高校一年生。
頭は無造作な六四分けでいつも眠そうな顔をしている。
六年前はクラスの人気者でヒーロー気取りだった。
妹が結晶体に襲われてから全ての物事から逃げ、距離を拡げていた。
無意識に発動させた引力魔法は、コトリを呼び寄せる為だった。
その事を自覚した事により、本当の自分を取り戻す。
だが、未来改変によるコトリとの出会いは世界に否定される。
記憶を失うも、最後は自力でコトリと再会。
世界に存在を認められた。
使用魔法は引力系魔法。
能力範囲内の物なら引き寄せる事が出来る。
範囲外の物は暴走状態のみ引き寄せ可能となり、何故か時間を越える。
古いゲームと古いアニメに詳しいのは父親の影響。
後に十二体の像換獣を操る魔法使いとして成長する事になる。
【日高が操る像換獣】
[電伝六蟹]〈デンデンロッカイ〉※仮契約中
電気と電波の魔法エラーを修復する蟹型の像換獣。
その力は弱く、扱い辛い上に故障すると電撃を放出する。
[水鞠コトリ]
水鞠家の当主。
暴走する魔法現象を修正する魔法使い。
魔法による改変現象を最低限に抑える為、パンチのみで解決する。
日高との出会いで無自覚暴走し、結晶体を生み出した。
最後は自らの手で破壊する。
猫の様な瞳、短く揃えられた前髪、針金の様に真っ直ぐな長い髪。
パンツは水色。
【水鞠家の従者】
[弓犬]〈ユミケン〉
弓のコードネームを持つ魔法使い。
水鞠家のエース。日高に好意的。
[壁ヤカン]〈カベヤカン〉
壁のコードネームを持つ魔法使い。
弓犬とは仲が悪く、日高を敵視している。
本体は金髪碧眼ツインテールギャルで怪しいギャル語を話す。
東谷高校に在籍している。
[三ノ宮菜々子]
吉田に恋するクラスメイト。
思い込みの激しい性格で、結晶体を生み出し日高を苦しめた。
痩せ型で色白。長い髪を持つ。
言葉足らずな部分がある。
魔法ではない、謎の能力を与えられ、魔法現象を感知する。
結界の出入りが可能だが、その時の記憶は失われる。
水鞠家従者のアバターを二体とも危機的状況まで追い詰めた事により、従者達の天敵となった。
[吉田玲二]
クラスメイトで友人。
細く鋭い目付きに短い髪、掠れた声を持ちつ。
外見から誤解されがちだが普通にいい奴っぽい。
[志本紗英]
文武両道、容姿端麗、学校のアイドル。
常に結晶体に狙われる、魔法使い業界の中でも有名人。
性格は少し惚けた所もある。
日高とコトリの出会いで未来が変化し、魔法の杭が反応。
曲げられた未来を強制的に修正した。
結果、「ありえないシュチュエーション」を幾つも造り出す。
日高との魔法運命値が高い。
[日高美希]
日高の妹。
六年前に結晶体に襲われたが、魔法使いによって助けられた。
日高とは似ていないが実妹。
[魔法使い]
魔法士とも呼ばれる。
五百年前に世界が崩壊した時、巨大な杭を無数に作り出す。
世界中の大地に突き刺し、未来改変を行なった。
だがそれは、強力な反動による魔法エラーを生み出す事になる。
魔法使いはそのエラーや魔法現象の管理が生業。
一族の当主は管理地内にある杭を護る事を使命としている。
「魔法の進化」「信念」「誇り」
それらを理由に魔法使い同士での戦闘を行う事がある。
その場合、お互いが結界を創り出し、契約の元に執り行われる。
詳しくは三章で明らかになる。
[魔法の杭]
五百年前に作られた巨大な杭。
壊れると世界が滅ぶと言われている。
魔法での未来改変の影響が一番のダメージとなる。
改変バランスを保つ為、謎の力で常に世界に影響を与え続ける。
[立体魔法陣]
魔法を起動する時に生まれる結晶。
魔法が完成すると砕け散る。
別の形に再構成させたり、武器として使用する魔法使いも多い。
[像換獣]〈ショウカンジュウ〉(魔法制御装置)
魔法使いの負担を減らす為に作られた生物型魔法ロボット。
小さな魔法エラーを自動で修復する。
杭が傾くと大きな影響を受ける。
魔法使いは像換獣と契約する事で個体を専用機として登録出来る。
契約後は契約者の魔法空間に格納。
魔力を消費して召喚する事が可能となる。
修正能力自体は低い。
強力な魔法使いにとっては契約に意味は無い。
魔力の低い者が主に契約している。
[結晶体]
人の願いや恨み、欲望が魔法の暴走によって結晶化したもの。
空間を切り取り、時間を強制的に進ませ改変する「結界」を創り出す。
マネキン人形の様な形で、赤いクリスタルの体を持つ。
「核」を破壊する事で消滅させる事が出来る。
結晶体が破壊されると結界内の出来事は無かった事になる。
結晶体は時間に応じて三段階に変化して行く。
第一段階
弱いが探知し難い。対象に精神攻撃を行う。
第二段階
生み出した本体の姿になり、誰からも視認出来る様になる。
能力も複雑になり、破壊が困難になる。
無差別攻撃、物理攻撃を行う。
第三段階
本体に乗り移る。
ダメージを与えると本体ごと死ぬ場合がある。
杭に影響を与える。
本体が願いを自覚しないまま結晶体を生み出した場合、核は生成されない。
破壊しても無限に再生し続ける。




