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作品の更新を止めさせに来るモチベーション低下という毒

作者: D-delta

・前置き

 このエッセイは私が『POD Enemy』というオリジナルの長編では処女作となる作品をなんとか完結にまで持っていくまでに執筆していて特に致命的と感じたものを、自戒を込めて記述した物です。

 あくまで主観で思ったことを書くので「ほーん」ってくらいに参考なり、共感なりしてくれるだけで大丈夫です。こうしろと強制を促すものではありません。



・モチベーション低下の要因

 これは人それぞれです。

 例えば――ブクマが外れた、評価の減少または長期で評価の増減なし、描写や表現に行き詰まる、これ以上の物語が思い浮かばない。

 上記の例以外にもたくさんモチベーション低下の要因はあります。つまりいつでもモチベーションが低下する可能性を持っています。それこそ2020/04/06現在猛威を振るっている『新型コロナウイルス』に感染する以上にモチベーション低下は引き起こしやすいです。



・モチベーション低下で起こること

 モチベーションの低下は、すなわちやる気の低下です。

 こんなやる気の低下した状態で執筆しようとすると作業感がとんでもなく出てきますし、小説の更新に影響を及ぼすことは間違いありません。執筆することによってお給料が出たりすればモチベがなくとも執筆する意味は見出しやすいでしょうが……。

 ともかくモチベーションの低下は作品の更新の遅れを招き、最悪の場合は未完という結末が待っています。


『POD Enemy』のあとがきにも書きましたが、モチベーション低下を引き起こせば作品を楽しく書くことよりも感想や評価、レビューを欲しがってしまう欲求が浮き出てきます。※あくまで主観

 そうして作者は読者からの評価などを頼りに更新してしまう。この状態で更にモチベーション低下の要因が加わると、自分で自分の作品を殺すように更新が止まります。つまりは未完という結末です。



・私の前例

 私の前例を出しますが、特に「これ好きだろ」っていうノリで人気なものを無闇に盛り込んで、評価や感想目当てに作品を作るとモチベーション低下の毒にかかりやすいと思いました。※あくまで主観です。

 なぜか?

 それは特に好きでもない人気なものを盛り込み、評価や感想目当てで作ったからです。

 作者の目的が評価などを目当てにしているから読まれないときになるとモチベーションの低下に繋がり、未完という結末を迎えます。

 私はそうやって一つの作品を未完にさせてしまいました。正直言って自分の文章を作るノウハウも手に入れられず、新しい発見もなく、時間の無駄でした。


 次に『POD Enemy』を通して。

 こちらの前例は評価目当てで生じたモチベーション低下ではなく、群像劇というやり方を取ってしまったが故に視点が切り替わるところでそのキャラに感情移入が出来ず、感情が乗らないためにモチベーション低下を生じたタイプです。つまり作品を作る上で生じるモチベーション低下です。

 こちらのモチベーション低下の場合は失敗から学ぶことが多かった反面、完結に至るまでが非常に辛かったです。この辛さに挫けると未完になると思います。私は根気やら完結に至る意志でなんとか完結にまで持っていきましたが……。



・結論

 創作でモチベーション低下はなるべく防いだ方が良いです。モチベーションが低下した場合は脳汁が垂れるほどのモチベーションアップをしましょう。※これほんと大事

 ウッキィィィ!今年は申年ぃ!って感じで毎年猿気分で書いている方が楽かもしれませんね。※もちろん他人に迷惑かけるのはダメよ♡


・結論に追記

 モチベーション低下を防ぐ対策としてブクマ数や評価数、感想を気にし過ぎないことをおすすめします。

 創作の参考に多少気にするくらいな良いですが、気にし過ぎた場合は次第に執筆する目的が評価などが目当てになっていきます。

 上記のように気にし過ぎると、評価などが欲しい→読者の評価を頼りに更新→なにも来なくて苦しい→評価などがもっと欲しくて更新→なにも来なくて執筆する意味を見出だせない→作品の更新停止

 こうなる可能性が高くなります。それはもう地獄ですよ。

 こんな状態にならないようにブクマ数や評価数、感想を気にし過ぎないことを再度おすすめします。



・最後に

 モチベーション低下阻止のために作者のオナニーと言われようが、仕事でもなければそれでも構わないと思います。作品を作っているのは読者ではなく作者なので。

 それと自分で自分の作品を殺すのは悲しいことですからね、私自身そうならないように書いた次第となります。

 以上で終わりです。なにかまたモチベーション低下で思ったことがあったら加筆することとします。

 では、また会う日まで。

自分の身体はもちろんのこと、自分の作品も大切にね?

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