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私の理想の終わり方

作者: 鴨ちゃん

明日世界が滅ぶことを僕だけに伝えられたなら

僕はそれを広めたりなんかしない

僕は自分だけ最後の日に食べたいものを食べ

自分だけ、好きだったあの子に思いを伝え

大好きな音楽を聞きながら

大好きな本を読み

自分だけの理想の最後の日を楽しむ

世界最後の瞬間に心を躍らせ

最後の最後に

思い出したかの様に皆に


「そういえば今日は世界最後の日だったみたいだけど皆は最後の日を楽しめましたか?」

と尋ねる


そんな事を今更のように聞かされた皆は目の色を変えて僕を責め立てるだろう

自分ばっかり最後の日を満喫しやがってってさ


もちろん僕は悪びれない

だって明日になったら

こんな事も含めて全てがなかったことになってしまうのだから


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