(スピ)親戚限定便利屋あんころ
〜母方のおばぁちゃんの家に居た頃の話〜
私は父親と折り合いが悪く、よくおばぁちゃんの家に家出という名の居候を高校時代からしていました。
幼少期からネガティブ過ぎて、高校では何でも否定するようになったので、他県の伯母の家に預けられる事もありました。
その時に伯母のお舅さんのお見舞いに行った事もあり、お葬式にも出席させて頂きました。
それから1ヶ月ちょっと過ぎて、おばぁちゃんの家に身を寄せていたある日。
夜中に目が覚めてトイレへ。
居間におじいちゃん(母方の)の黒い影が立ってる。
ちょっと困った様子。
おじいちゃんのすぐ横のテーブルにおじいさんの黒い影が座ってる。
もてなされてる。
どっちも私を見てる。
これは。。。
はい。寝たら夢で見る系ですね。
分かりました。トイレ行って寝ます。
寝ました。見ました。
そこは伯母の家の仏壇。
お腹空いた。水くれ。
なるほど。
伯母に言います。
伯母はおばぁちゃんと電話毎日してたので丁度良い。
あんころ「伯母ちゃん?仏壇に水とご飯あげてる?」
伯母「あげてないよ。なんで?」
あんころ「おじいちゃん、家に来て○○日までは欲しいって言ってる。」
伯母「あははは!うち誰も感じないからあんころのとこまで行ったんか!」
あんころ「そうみたい。(笑)おじいちゃん(母方)も困ってる。」
伯母「分かったよ。ありがとうね。」
そんな事もありました。
仏壇には毎日でなくともご飯とお水を供えてあげて下さい。
亡くなってすぐならなおのこと。
あんころジィも言っていた。
「ご先祖様は大切にしないと後からおっかないぞ!」
です。
あのまま放置だったらどうなってしまったのか、、、
知らぬが仏。
伝わって良かった。
あんころ弟が夜な夜な出掛けて、その夜中に仏壇のお鈴が鳴ってあんころが毎回起こされたのはまた別のお話〜。