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旅する鍛冶師と勇者たち。  作者: バドライ
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異世界のフルーツ

「あれ?倒した…よなぁ?」

強志がそう思うのも無理はない。ゲームとは違いスライムが消えずに残っているからだ。

「ま、いっか。」

そう思い、その場を離れようとしたその時。

ぐぅうぅうぅぅぅぅ…

「…お腹…空いたなぁ…」

自分の空腹に気付いた強志はまず食料を調達することにした。



この世界の植物に関する知識がゼロにも等しい強志は、一か八か食べてみよう!


…と、思ったのだが、ダメだった時を考えるとちょっとやだな、と思ったので他の生き物が食べているようなものを食べれば多分大丈夫などとよくわからない事を考えながら歩いていると一本の木と、その木に実っている木の実を食べる鳥がいた。


(鳥が食べてるって事は僕も食べれたりしないかなぁ。)


強志に気づいた鳥が綺麗な翼を広げて飛び去る。

木に登り、木の実をとる。見た目は『ジャックフルーツ』という緑色で凹凸のある皮が特徴的な果実のようだ。


ただ、地球のジャックフルーツはお酒のような匂いとほんのりした甘味がある。

しかし、この実を一口齧るとジャックフルーツとは全く違う味がした。

(なんだこれ…すごく美味しい!)

あまり水分はないが、パリッとした食感と苺の一番甘い部分のような濃厚な甘味、

噛んでいる内にだんだんとけてくるような食感。


(…ちょっともっていこうかな)

木の実をとると喉の渇きを感じて川を探しながら進むのであった。

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