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旅する鍛冶師と勇者たち。  作者: バドライ
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エッドー観光

少し訝しげな顔をした刀鍛冶師だが、「すぐにできるようになるもんじゃねぇぞ。」

といいつつも教えてくれた。




「う~ん…確かに僕には難しそうですね…修行もしてみたいけど、

やらなければいけないことがあるので…」

「まぁそうだろうな。だが、興味を持ってくれたのは嬉しかったぜ。」


その場から離れようと思い、和彦に話しかけようと思ったがいつの間にか和彦はどこかへ行っていた。


(い、いつの間に…)


家を出る際に「昼食は出るらしいのでお腹がすいたら戻って来てくださいね!」

とサクロに言われたので、とりあえず里長の家に戻る事にした。




「あ、ツヨシ。」

「あ、ジェイマー達。」


家に戻るとジェイマー達がおかゆを食べていた。そして和彦もそこにいた。


「おお強志殿、今朝はうなされておったようだが、体調はどうだ?」

「特に何ともないです。」

「ならばよかった。しばし待って頂けるかな。今から強志殿の分も用意するからな。」

「ありがとうございます!」


里長が自ら調理しに行くと、和彦が話しかけてきた。


「里の連中に聞いて回っていたら、新たなムーブモンスターの情報を手に入れた。」

「と言う事は次の目的地が決まっただか?」

「ああ。次は獣人族の領地にあるティオール村だ。」


(初めて人間族以外の領地に行くなぁ…どんな人に会えるか楽しみだなぁ。)


「で、一体どんなモンスターなんだ?」

「…実はそれが分からない。」

「はぁ?」

「あくまでムーブモンスターが起きた事を聞いただけであって、そいつもここに来るような物好きな行商人から聞いただけで詳しくはしらないらしい。」


ジェイマーは「これがキングトロールやナイトメアドラゴンより強いヤツだったらもう嫌だぜ…」

と愚痴をこぼした。


「お待たせぃ!」


威勢の良い里長の声が聞こえ、一度この話は後回しにしてまずは昼食を食べることにした。


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