少年との会話
昨日小説を書かなかった理由はただの寝落ちです。すいません…
「なるほどね…この子が僕が倒れている間に僕達を助けてくれた子か…」
ヘクセが歩きながら少年を見ながら呟く。
「この子と呼ぶな。俺の名は武見和彦だ。」
「和彦さんって言うんですね!」
「カズヒコだか。ずっとなんて呼べばいいのかわからねぇから、話しかけずらかっただぁ。」
「ところでカズヒコさん、なぜ{エッドーの里}へ?」
サクロの質問に対し
「エッドーの里で本来いないはずのモンスターが…まぁ、俺は『ムーブモンスター現象』と呼んでいる。まぁ、そのムーブモンスター現象がエッドーの里付近で確認されたという情報を独自のルートで手に入れた。」
「その情報ルートは教えてくれないだか?」
「教える義務はない。」
和彦の冷たい一言に、ヘクセは苦笑しながら「冷たいヤツだなぁ…」と言った。
「ところでジェイマー、エッドーの里ってどんな所?」
「俺は知らん!サクロは知ってるか?」
「私は…あ!本で読んだ事はあります。周囲は山に囲まれているためわざわざ目的もなく立ち寄ろうと思う人はいないだとか…でも、それ以外の情報はありませんでした…」
「里の中なら知っている。俺は行ったことがあるからな。今から行くところの情報は知っておいた方がいい。教えてやる。」
「本当ですか!?」
「お前…俺にだけ敬語使うの気持ち悪いからいい加減やめろよ…」
確かに敬語だと話しづらいので、強志としては嬉しい事であった。
気持ち悪いと言われたのは少し残念だが。
「わかった…けど気持ち悪いは少し―」
「言い過ぎてはいない。」
「あっはい」
「話を戻す。里は山に囲まれているが、それによって独自の文化がある。まぁ、強志なら見ればわかるはずだ。」
「なぜ僕だけ…?」
「それはまぁ、見ればわかる。今話しても意味はない。」
「あ、そうです…そうなんだ。」
歩きながら少しずつ絆(?)を深めていく強志達であった。




