表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
朝霧の  作者: 天墨
5/5

道の途中5

料理が出来上がったので、二人で皿に盛り付けをする。皿は全部で三枚、親友のぶんも含める。今日は三人で食べる約束をしていたのだ。


玄関からチャイムの音が聞こた。どうやら来たようだ、私は玄関に向かった。玄関を開けると親友が地面を這いつくばっていた。私は急いで部屋の中に親友を入れた。


親友はぐったりしながら、お腹が減ったと言ったのだった。私は親友を持ち上げたまま居間に向かった。料理の匂いが漂っている。親友は私から飛び降りると、料理を一目見てから、私の方を向いた。


この子と私が一緒に並び、私の向かい側に親友がすわる。親友も料理を食べ終わり、ひと段落ついたところで、私は皿を洗い始める。この子と親友は仲良く話し始めた。


この子が親友に誘われ二人で出かけていった。私は今日、出かける気になれなかった。私は二人を見送った。昨日のうちにあの子からは部屋に入ることを伝えていた私は、あの子の部屋に入った。細かいところまで念入りに掃除がされている。あの子は、寝ることに余念がない。


私は部屋で、新しい本を探した。あの子に昨日、借りる話をしていた本だ。黒い本は、すぐに見つかった。私は本の表紙をめくるのだった。





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ