6 初依頼に行ってみました
相変わらず拙い文です。その場のノリで書いてますので行き当たりばったりだったりします。
ごめんなさい
ギルドタグと護身用片手剣を受け取り更に制限付きアイテム袋って魔道具を借りた。最初の1日は無料だがそれ以降はレンタル料金を払わないと行けないらしく新人キラーって別名があるらしい。時間も勿体なかったから早速依頼に行ってみた。1日の時間は短いからな!
ちなみに場所は街の南南東にある比較的危険度の低い森だ。兎や鹿等の動物がいるな…。地球に居た時に狩猟免許を持っている知り合いから貰った鹿肉思い出して腹減ってきた。美味かったなぁ。刺身とか片面だけ焼いた焼肉とか最高だった。肉の味を思い出していたら近くの茂みが揺れた。
「ッ!あれが植魔物か?…赤いコーン被った子供みたいだな。一応鑑定してみるか。【鑑定】」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー〔名称〕レッドキャップ
〔名前〕ーーー
〔LV〕5
〔危険色〕緑Ⅱ
〔種族〕植魔物
〔固有スキル〕赤霧
鑑定LV不足
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「名前と危険色以外にLVと固有スキル、種族も見れるのか…。てか注意された赤霧は固有スキルの名前もそのまんまかよ。触ると痛い以外にどんな状態異常が起こるかわかんねぇから気をつけねぇとな。」
俺は片手剣を構え初めての(最初の奴省く)異世界生物との戦いになった。なったのだが…
「弱っ!!」
なんだこれ。横薙ぎで首に一撃入れただけで死んだぞ?生き物としては当たり前なんだろうが…最初の猿が強すぎたのかこの魔物が弱すぎたのか判断しづらいな。
と、とりあえず依頼には5体の討伐採取って書いてあったから残り4体探すか。こいつも忘れない様にアイテム袋に入れとかなきゃな
「確か入れる時は【収納】っと、おー!すげぇマジで質量無視で入るんだな!」
アイテム袋に感動しながらも順調に《レッドキャップ》を狩っていたら4体目が固有スキルの赤霧を吹きかけてきた。
「痛ってぇぇ!マジでピリピリして痛ぇ!てかこの匂いって唐辛子かよ!状態異常も特に無いし警戒して損したぞこんちくしょうが!」
ブンッーーー!ザシュッ!!
「コカッ!?」
「あー、ヒリヒリする。てかこいつって鳴き声あるんだ。まぁいいか。後1体狩ったらギルドに帰るか。その前に洗いたいな…地味にヒリヒリするし唐辛子クセぇ…」
《レッドキャップ》を探しつつ体を洗える場所を探していたら川を見つけた。
「おー!川だ川!やっと体を洗える!でもなんか魔物?がいるな。見た目 《レッドキャップ》と変わらんから植魔物か?でも頭が緑だからな…。あ、鑑定使えばいいや。【鑑定】」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー〔名称〕レッドキャップ《亜種》
〔名前〕ーーー
〔LV〕12
〔危険色〕緑Ⅴ
〔種族〕植魔物
〔固有スキル〕逃げ足
鑑定LV不足
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《レッドキャップ》じゃなくてどっからどう見てもグリーンだろ!しかし《亜種》なんてのもいるのか。でも〔固有スキル〕が逃げ足?赤霧はどこいった?もはや別な生物なんじゃねぇのかコイツ。
「とりあえず狩るか…」軽く呟いただけだったのだが。
「ッ!!コキャァーー!?」
「早っ!?ちょ、えっっ!?」
凄まじい勢いで逃げられた。なんだあれ、メタルなスライムかよ…。多分〔固有スキル〕の逃げ足だとは思うが予想以上に早かった。
「マジかぁ、もしかしたらレアな植魔物だったのかもなぁ。俺って足遅せぇからな。狩り損なったか…しゃあない。」
体洗って一息ついていたら最後の《レッドキャップ》を見つけた。次は赤霧を受けないようにしないとな。でもなんか様子がおかしいような?そう思った時だった。
ブブブブブッ!!!!
その羽音が聞こえてきたと思うと目の前の《レッドキャップ》に大型犬くらいの蜂が5~6匹で飛びついて行った。なんだアレ?そう思った時にはもう《レッドキャップ》は原型を残していなかった。
そこにあったのは蜂にグチャグチャにされ丸く成形された肉団子だけだった。
「うわぁ…悲鳴上げる事も出来ずに肉団子かよ…。てかなんか俺にターゲット移してね?」
そう、目の前の蜂達は荒々しい牙をガチガチ鳴らせながら俺を見ていた。やばいな…戦うしかないか?というか勝てるかな。あ、鑑定しないと…
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー〔名称〕ミリタリービー
〔名前〕ーーー
〔LV〕5
〔危険色〕白III
〔種族〕魔物《魔虫
〔固有スキル〕強牙
鑑定LV不足
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「今更だけど危険色じゃ分かりづらいな。
多分猿よりかはマシだと思うけど…?1匹だけ名前違う奴が居るな」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー〔名称〕ミリタリービーソルジャー
〔名前〕ーーー
〔LV〕19
〔危険色〕白Ⅴ
〔種族〕魔物《魔虫
〔固有スキル〕同族徴収
鑑定LV不足
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「リーダー的な奴か、LVも高いし戦いになったらキツそうだな。逃げれたら1番だけど無理だろうなぁ」
覚悟を決めるしかないか。猿の時よりは絶望的な状況じゃないからな!
「やってやるぜ蜂共!足場屋舐めんなぁ!!」
閲覧ありがとうございました。感謝感謝です
魔道具紹介です
制限付きアイテム袋 ギルド支給の15個までしか入らないアイテム袋。どんなアイテムだろうが重さに関係なく15個まで入る為使用制限につき無料1日を過ぎるとレンタル料金がかかる。新人討伐者が1日を過ぎてよく涙目になる。