表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
男だけど踊り子しか選べませんでした  作者: 嵩魏 燐璃
1章
6/10

5 依頼の前にぐだぐたしちゃいました

だらだら更新していきます。相変わらず拙い文です。ご注意を

結局その日はやる事も無かったしギルドに連接されている酒場兼飯屋で腹を膨らませてギルドで寝た。ギルドの仮眠室って居心地良すぎだろ…俺が一人暮らししてた場所より良いんだが。


地味にショックを受けながらギルドの依頼掲示板を見に行ってみた。あ、確かイルルクさんが受付で護身用の片手剣貸してくれるって言ってたな。まずはそっちから行くか。昨日の受付嬢は…居ないか。今受付に居る受付嬢は片方は綺麗系の受付嬢、もう片方は可愛い系か。

なら可愛い受付嬢の方に行くか。


「よく来たな。今日はどのような御要件で来やがったんだ?あぁ?」


「…え?」


「え?……!も、申し訳ございません!本日はどのようなご要件でいらっしゃいましたでしょうか!」


「え…あ、はい。イルルクさんから受付で護身用の片手剣の貸出があると聞いて来たんですが…」


「貸出ですね!しょ、少々お待ちください!」


ビビった…可愛い受付嬢の女の子がいきなりドスの効いた声で喋るんだもんな…隣の綺麗系受付嬢が目のハイライト消しながら笑顔で可愛い系受付嬢見てるから後で説教されるかもな…ご愁傷さまです。しばらくしたら可愛い系受付嬢が片手剣を持ちながら帰ってきた。何故か片手剣の持ち方が堂に入っているが気にしたら負けだな。


「お待たせいたしました!こちらがギルドで貸出されている護身用片手剣です。説明はお必要ですか?」


「あ、お願いします。」


「分かりました!まずこの護身用片手剣はどんな職業(ジョブ)の方でも魔物等にダメージを与えられます。しかし制限があり今日1日だけなので今日を過ぎたら只の片手剣になってしまい魔物にダメージを与えられません。ご注意下さいね?

依頼完了後に片手剣を返却して下されば明日の依頼受注時に魔力を剣にチャージして再び貸出ますので覚えていてください。また、売却等はもちろん禁止させて貰っています。もし売却や金銭での他人への貸出を確認した場合、即決での犯罪奴隷1級になってしまいますのでお気をつけ下さい。護身用片手剣の説明は以上になります。他にご質問はありますか?」


おお、説明の時はさっきみたいにならないんだな…。後他に聞きたい事か…


「その片手剣が壊れたり魔物から逃げる時に無くしたりした場合は何かペナルティはあるんですか?」


今は金がないからこれは聞かなきゃな。


「特にペナルティはないですよ。ギルドに昔からある魔道具で作られた片手剣で無くしたり壊れたりしたらいつの間にか消えていますし魔道具を動かせばまた片手剣は作れるので大丈夫なんですよ。」


「え?消えるしいくらでも作れるんですか?」


「はい。」


さ、さすがファンタジー。片手剣も普通じゃないな…


「他にご質問はありますか?」


「そうですね…特に無いです。ご説明ありがとうございました。助かります。」


「し、仕事ですからいいですよそんなお礼だなんて…」


あ、照れた。普段ありがとうとか言われないのかな。ドスの効いた声さえ出なければ本当に可愛いなこの子。とりあえず依頼受けて見るか。


「あのー、昨日初めて登録したんですが初心者にピッタリな依頼って何かあります?」


「あ、それなら《緋色の架け橋亭》から香辛料の採取依頼がありますよ。植魔物(しょくまぶつ)の一種の〖レッドキャップ〗の討伐採取です。剛力等の基本ステータスは高くありませんが触ると痛くなる赤霧を吹いてきますのでご注意下さいね。もし赤霧に触れてしまったら水で洗い流せばいいですから慌てずに対処して下さい。」


「分かりました。その依頼受けさせて下さい。」植魔物(しょくまぶつ)とか異世界生物にはワクワクするからな。


「分かりました。なら依頼受注完了と言う事で手続きをしますね。あ、鑑定スキルはお持ちでしょうか?」


普通冒険者とかって自分のスキルとか他人に言うのか?聞いてみるか


「いや、持ってないですが…冒険者って自分のスキルを他人に教えても良いんですか?」


「普通はダメですが鑑定が無ければ小さいのに危険な魔物に油断して死んでしまったりするんですよ。だからギルドでは鑑定スキルの有無を聞き、スキルを所持で無い方は鑑定コンタクトレンズと言う魔道具を配布しています!これは魔物を見たら名前と危険色を表示してくれますので必ずつけてから依頼に行ってくださいね?」


「分かりました。しかし便利な魔道具があるものですね…」


しかもコンタクトって、もしや同じ転移者か?


「そうですね〜。なにやら討伐者ギルドを作った当時の創設者が魔道具も作ったそうですよ?職業(ジョブ)魔道創成士(まどうそうせいし)と言う職業(ジョブ)らしくて、その創設者以外に魔道創成士(まどうそうせいし)職業(ジョブ)設定出来た人は居ないそうです。」


激レア職業(ジョブ)かよ。ちくしょう羨ましい…妬んでる暇があるなら依頼に行くか。


「そうなんですね。面白い話も聞かせて貰えたのでそろそろ依頼に行こうと思います。ありがとうございました。」


「分かりました。あっ!待って下さい、昨日お知らせしたイツキさんのギルドタグをお渡し致しますので!」


そうだった。依頼行く前にぐだくだしちゃったなー…


ギルドタグ ステータス

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー〔名前〕如月 樹貴《イツキ・キサラギ

〔年齢〕21

〔種族〕人間《異世界人》

〔職業〕(ジョブ)踊り子

〔生業〕討伐者 迷い人

〔LV〕1

〔生命〕612

〔体力〕569

〔剛力〕592《+120

〔俊敏〕50

〔守護〕97

〔知性〕71

〔魔法〕101

〔幸運〕ーー

〔精神〕82《+20

〔装備〕異世界の作業着 異世界のヘルメット護身用片手剣〔剛力+120〕ギルドタグ 鑑定コンタクトレンズ

〔スキル〕

《精神汚染耐性Ⅱ》《絶望耐性Ⅰ》《苦痛耐性IV》《立体機動Ⅲ》《軽業Ⅲ》《危険察知Ⅲ》《軽治療Ⅰ》《歌唱Ⅴ》《鑑定Ⅱ》 《貫通守護耐性Ⅰ》

〔獣魔、配下〕無し

〔称号〕[無謀な勇者][異世界からの迷い人][下っ端根性]

〔固有スキル〕自家発電《羞恥》

〔加護〕菩薩の幸運

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

閲覧ありがとうございました。以下魔道具等の紹介です。


2016-12-03《貫通守護耐性Ⅰ》を追加し忘れていました。すみません


2017-01-28《苦痛耐性》と《危険察知》のLvを上げ忘れてました。すみません



護身用片手剣 職業(ジョブ)に関係無くダメージを与える事が出来る片手剣。使用期間が1日となっており、その都度ギルドにて魔石をチャージしないといけない。なお1日を過ぎるとダメージを与えられなくなる。壊れた際や無くなった時は勝手に消失してしまうギルド七不思議の1つ。


鑑定コンタクトレンズ 効果 付けた者に鑑定LVⅡを付与。装備者が鑑定LVⅡ以上の鑑定を保持した場合消滅する。人体に影響は無い。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ