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男だけど踊り子しか選べませんでした  作者: 嵩魏 燐璃
1章
10/10

9 新しい敵が増えました

拙い文章です。ご注意ください

「さぁて、菩薩(きちく)も居なくなったし一気に蹴りをつけてやるぞ蜂共ぉ!」


俊敏を上げたからスピードで翻弄されねぇし剛力を上げたから蜂の硬い外殻もーーー


ズパァッ!!


「ギィィィィィィィィッッ!?」

「よっし!狙った通りに隊長蜂の前にいた蜂は倒した!そして同じ事の二の舞いはしねぇ!狙うは隊長蜂っ!」


「ガチガチガチガチッ!」

顎の前に魔法陣!また固有スキルを使おうとしてるがっ


「俺の方が早ぇ!!」

「ビビッ!?」


ドシュッ!!

「ギッーーー」


「後は雑魚だけっ…と、ひとまず隊長蜂をアイテム袋に【収納】!!」


よしよし、無事に【収納】出来たな。蜂共も隊長蜂(リーダー)を失って狼狽えてるから後はもう作業かな。


◇◆◇◆◇◆◇


「…ふぅ、とりあえず蜂はもう居ないかな。それにしても疲っかれたぁ〜。残りの蜂も回収しなきゃならないけど今は身体が動かんなぁ…ん?なんか蜂の死体足りなくね?最初が隊長蜂含め6匹でそっから更に5匹増えて11匹、そんで隊長蜂は確保してっから10匹分は死体が無いとおかしい…んだが…疲れてんのかな。何か蜂よりデカイ蝶が蜂の死体貪ってる様に見えr「ぢゅるるるるるる」ってか食ってるよなぁ!?ちょ、おまそれ食うなっ!」


メギョッーーーミヂミヂミヂィ


「うわぁ!?なんかきもい音出し始めたぁ!?くっ、【鑑定】!」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー〔名称〕塵蝶(ダストパピヨン)《異形種》

〔名前〕ーーー

〔LV〕10

〔危険色〕白Ⅴ

〔種族〕魔物《魔虫(まちゅう)

〔固有スキル〕吸収

〔固有スキル〕異形進化 (進化中)

〔固有スキル〕変態 (変態中)

鑑定LV不足

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「固有スキルが3つにしかも変態中?なら今ならまだ間に合うかっ!?とりあえずこれでも食らっとけ!」


ブンッ!

バギンッ!


「はっ?あ、え、えぇぇぇ!?やっべえ剣がへし折れた!?流石に荒く使い過ぎたか!?つかそれより蝶はどうなった!?」


「シュー…シュー…」

ポタッ。ジュワァァァァ…


「…うん?あれ、なんか蝶から出る液体が地面に落ちたら地面が溶けてる…?酸性?武器無しで酸性の敵と戦えと?いやいや無理だろっ!くそ、さっきまでとは全然違いやがる!【鑑定】!」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー〔名称〕腐食蝶(スカベンジャーパピヨン)《異形種》

〔名前〕ーーー

〔LV〕1

〔危険色〕黄Ⅴ

〔種族〕魔物《魔虫(まちゅう)

〔固有スキル〕吸収

〔固有スキル〕異形進化

〔固有スキル〕変態

鑑定LV不足

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「ギュオァァァァァァンッ!!」


「ちょっと待てあれ絶対蝶じゃないって!俺の知ってる蝶は酸なんか出さないし人並みの大きさじゃないし何よりあんな凶悪な鳴き声出さねぇから!」


あ、やべっ。こっち見てる。


ばさぁっ


「グギュルル!」

「近づかれたら困るんですけどっ!」


やばいこれは避けきれないっ!


「ギュァァァ!」

ジュッ!


「ぐっ!?ッーーー!!痛ってー!てか熱っつい!くっそ鳶職の服って高いんだぞ蝶々野郎!!」


ろくな武器も無いのにどうしろってんだよちくしょう!!


「だぁー!へし折れた剣でどう戦えと!菩薩実は俺の事嫌いだろ!?加護と書いて加護(のろい)って読むんだろ!?ステータスはこれ以上上げられねぇし武器も無ぇ!猿の時並に詰んでる状況じゃねぇかよ!」


どうにかしないとせっかく生き残ったのに殺られる!


どうすればいい!?弱点をつく?蝶の弱点なんか鱗粉が無くなったら飛べなくなるぐらいか?それと確か虫って外骨格があるんだよな?大きすぎたら体を支えきれないってぐらいだからもしかしたら柔らかい部分があるかも知れないな…。


「ひとまずは鱗粉を叩き落としてみるか!」


鱗粉叩き落とせたら外骨格が無い柔らかいとこ見つけてボコってやる!そうだ。どうせならちょっと溶かされた上着を右腕に巻いて左手にへし折れた剣を持って…よし、準備は出来た!


「鳶服の代償は高くつくぜ蝶々野郎!!相手してやんよぉ!!」

閲覧ありがとうございました

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