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囚われた者達

第2章 囚われた者達


俺はその見落としに気付かなかったままこの世界を楽しんでいた。だが今まで気にしてこなかったが…俺は……誰だ…

………全く思い出せない、他の事は覚えている、自分の歳、趣味そんなことは覚えている…しかし、名前だけが出てこない、思い出せない…俺が知っていたはずの奴らの名前まで思い出せない、俺はこのゲーム中から出れば思い出せると思いメニュー画面を出しログアウトを押した…「これで思い出せる…」しかしログアウトは出来ていなかった…押していなかったと思いすぐにもう一度開いた、だがそこには…ログアウトが無かった。…「なっ…何故だ…何でログアウトがないんだ…」もう一度開いてみる、やはりそこにはログアウトの文字はなかった、俺は慌てて周りを見る、他の奴らも気がついたのだろう…自分達のメニュー画面に「ログアウト」が無いことに。

大勢の奴らがパニックを起こしていた中にはその場に佇むもの、座り込んで泣いているもの、言い争いをするもの、冷静に考えている者もいた、俺は後者だ、パニクっていても仕方が無いので今まで起きたことを色々と整理してみた、まず1.VRゲームを使用としたら謎の光に包まれて気がついたらここにいたこと、2.自分そして知っていたはずの名前が全て思い出せないこと、3.メニュー画面にはログアウトが無いこと・・・この3つが今分かることだ。

いや・・・もうひとつ分かっていることがある、それは・・・「俺達がこの世界に囚われていると言うことだ!・・・」

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