表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
96/124

96.『死刑執行人』/『ぼっち』

   『死刑執行人』

「大したことのない話をしようか。俺は、罪深き悪人共を斬首してきた。罪人たちは、刑が執行される直前、なぜか俺を憎しみの目で睨むんだ。てめえが悪人なのによ。誰一人として、自分の罪を認める奴はいなかった。それが不思議でならねえ」

「話は済んだか、奴隷殺し」

 その罪人は、斬首された。




   『ぼっち』

 そろそろ寝ようかという時に我が子の寝姿を見ると、布団の中で丸くなっていた。まるで、一匹で丸くなって寝ている子猫のようだ。父親は、そっと頭をなでた。

 心理学者の本で読んだが、寝る時丸くなる人は寂しい思いをしているらしい。

 彼も、出来れば丸くなって寝たい。二人ぼっちは寂しい。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ