表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
92/124

92.『時速百キロの兄』/『係決め』

   『時速百キロの兄』

 息子に、自分で算数の問題を作らせた。早速見てみると、

『お兄さんは、時速百キロで三分間走りました。何キロ進んだでしょう』

 笑ってしまった。「時速百キロで人間が走れるわけないだろ」

 すると、ムスッとした顔で答えた。

「合ってるよ。新幹線の中で走ったんだもん」




   『係決め』

 私の受け持つクラスで、係り決めが行われていた。

 女子たちはすぐに振り分けられたが、男子共は保健係に集中していた。

 病気してなくても美人先生に会える特権がある。その係りは男子女子一人ずつだから、一席を巡って口喧嘩が収まらない。

 私は気がかりだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ